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※『フューチャーソース・コンサルティング (Futuresource Consulting Ltd)

Vol.1532018年2月28日

米国SVoD 文化が繁栄し続け、2018年に加入者が1億2500万人に達した

米国のビデオと有料テレビ放送市場は全体的に好調であり続け、2018年末までに売上げが1400億ドルに達することが、フューチャーソースコンサルティングの最新ビデオエンターテインメント報告書で明らかになった。常に進化し、困難な状況である事実に反する予測である。

米国はデジタル導入の国際リーダーであるが、幅広いフォーマット、プラットフォーム、サービス、ビジネスモデルにより、世界を率先するバランスの良い市場であり続けている。

2017の特徴としては、ビデオや関連メディア空間で数々の大きな発表やイニシアチブがあったことだ。ムービーズ・エニウェアの開始、4K UHDコンテンツの有効性の向上、デジタル映画公開日に関する新たな議論などが、2018年の市場を興味深いものとした。更に、直販サービスへの再注目、メディア業界での買収および合併、規則性による影響 (例、ネットの中立性) により、2018年を通して進化し続けることは確実である。

有料テレビ放送は、加入者の増加よりも大半はARPUの増加によるものだが、幅広いビデオ消費者により総合的な売上げの増加に最も貢献している。SVoD(Subscriber Video on Demand:定額制ビデオオンデマンド)はより多くの貢献をし続けるだろう。

「SVoD文化は普及し続けます。フューチャーソースの予測では、米国には現在1億2500万人のSVoD加入者がいます。」フューチャーソースコンサルティングのプリンシパルアナリストのDavid Sidebottomは述べた。しかし、消費者による売上げはまだ有料テレビ放送市場全体の10%に過ぎない。2018年は更に成長すると予測されており、定着したサービスが安定した成長を続け、それほど定着していない大量のサービスも素早く拡張しているのは、アマゾンチャンネルのようなプラットフォームがこの勢いを後押ししているからである。

有料テレビ部門は2017年も1千億ドル以上の収益を上げた巨大部門であり続けたが、問題にも直面し続けた。多くの議論を生んだコードカッティング現象は2017年では少数であったが、2018年度も契約者数がまた1%減少することが予測されている。コードカッティングが増加する中、市場の重要なマルチプルサービスオペレーター (MSOs) たちは、有料テレビ放送のライトサービスを開発し、SVoDと有料テレビ放送の番組編成部分を組み合わせた。

フューチャーソースのビデオインサイツサービスは、世界20カ国以上で利用されている。どの報告書もビデオエンターテインメント市場全体を見て、この部門がデジタルに移行する際の影響と原動力を評価している。報告書の重要分野には以下が含まれる:ホームビデオパッケージ、DVDとブルーレイ (販売とレンタル)、有料テレビ VoD、オンラインビデオ、電子販売、iVoDとオンラインビデオ契約、有料テレビ契約とボックスオフィス。

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