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Vol.102011年11月17日

TVを見ながらのデジタルデバイス利用者は50%

Futuresource Consultingが実施した 最新‘Living with Digital’消費者調査によれば、約50%の人たちが自宅でTVを見ながら他のデジタルデバイスを利用している。その主な理由としては、退屈を紛らわす、手持ちぶたさ、友人と連絡を取り合う為、等。10%の人は、番組に参加している気分になると答えており、エキストラの楽しみを与えるデバイスとしての特徴を示している。TVとデバイスの同時利用は、若年層に多く見られる。

今回の‘Living with Digital’消費者調査は、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツで、12歳から65+歳の2,600人以上を対象に実施。デジタルエンターテイメントの楽しみ方や使い方を6ヶ月前の傾向と比較している。

調査結果によれば、57%の人がオンラインで動画を視聴しており、その内約4人に1人が頻繁ではないがスマートフォンで視聴している。オンラインの動画視聴では、依然デスクトップPC利用者がわずかにラップトップ利用者を上回っている。

過去6ヶ月に渡りオンラインで動画を視聴している人の数は、調査を実施した全4カ国において増えている。より幅広いジャンルに渡る魅力的なコンテンツの充実と好きな時に視聴可能という要因がこの背景にある。依然80%以上の人はコンテンツを無料で楽しんでおり、この内約40%は、今後有料サービスを利用するかもしれないと答えている。有料サービスを既に利用している3人に2人以上は映画鑑賞に出費している。

ディスク購入に関しては、60%の人が依然DVDを、19%がBlu-rayを購入している。調査対象国の内DVDを最も多く購入しているのはイギリス居住者で、過去6ヶ月で1人平均6.5枚となっている。Blu-rayに関しては、アメリカがリードしており、過去6ヶ月で1人平均5.75枚を購入している。

6ヶ月前と比較すると、ドイツとフランスにおいては、Blu-rayディスク購入者の数が増えており、41%の人が6ヶ月前よりも多くの作品を購入している。

(TV・PC・携帯電話でのデジタルエンターテイメントの楽しみ方や利用状況に着目した‘Living with Digital’は、Futuresource Consultingが継続的に行ってきている独立調査プログラムで、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツにおいて毎回2,500人以上を対象に実施しています。)

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