CEATEC JAPAN 2013

プレスの方へ

CEATEC JAPAN 2013  

プレスの方へ

Event / Awardsイベント / アワード

受賞者決定!
米国メディアパネル・イノベーションアワード

Industrial Design

シャープ株式会社

フレームレスディスプレイ

フレームレスディスプレイ

審査員コメント

シャープ株式会社

シャープ株式会社:フレームレスディスプレイ 工業デザインは、電子機器を純粋に機能的なものから美しいものへと変貌させることができる。米国審査員のパネルは、シャープが「IGZO縁なしコンセプト・テレビ」でそのようなことを達成したと信じる。機能的でもあり美しいデザインで画面の端まで画像を表示する。

アメリカの消費者が、テレビのベゼルの大きさに基づいてテレビを選ぶ人が多くなっていることはよく知られている。テレビ画面周りの縁が小さければ小さいほど、家のリビングルームに置きたくなる。同じような概念がスマートフォンにも適用されてきている。端までずっと広がる画面はお洒落で、最先端なものとして捉えられ、機能しない領域に無駄なスペースがない。このため、縁なしのデザインは、即、市場で受け入れられる。

シャープは必ずしもこのモデルを一般消費者に導入するつもりはないが、イノベーションの力、及び工業デザインの限界を押し上げることにより、いかにして工業製品をリビングルームに置きたくなるものにすることを示している。それは、また、独自のディスプレイ環境をつくるため、複数の画面をグループ化するなどさまざまな新しい使い勝手を広げていく。このように美しい画面は、ビジネス用途や小売店でのサイネージ表示にも有益である。この縁なし技術が改良し続け、いつしか多くの家庭で見られるような価格になることを希望する。

我々は、シャープがいかにしてIGZOディスプレイ技術を利用し続けているところにも一目置いている。他の種類のディスプレイと比べ、より薄く、鮮明になることはさることながら、電力管理においても優れている。これは、エネルギーコストを最小限に抑えながら良好な表示品質を示すことができることを意味する。上昇し続けるエネルギーコストにとって価値ある考えである。

工業デザイン部門は競争率の高いカテゴリーであった。なぜなら、シャープの縁なしテレビの対抗相手は、シャープ製の別の感動的なデザインを施されたテレビだけでなく、まだ見たことのない形状にこれまでは使うのが難しいと言われていた材料を利用したタブレットだったからである。我々が縁なしコンセプトを選び賛同したのは、これがさらに発展し、アメリカ市場に出されるのを見たいとお思ったからだ。

我々は、CEATECにおいて多くの注目を集めたシャープの縁なしテレビが、工業デザイン賞に値すると自信を持って信じている。
出展者情報
シャープ株式会社
ブース小間番号5F54

open

TOPへ
戻る