CEATEC JAPAN 2013

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Conferenceコンファレンス

IEICE東京支部

現在、インターネット、スマートフォン、携帯電話、クラウドサービスを含め人々の生活は様々なICTに支えられています。現在は株式売買取引など一刻一秒を争う情報通信によるビジネスが増え、ICT環境を如何に迅速に、安心して、かつ安全に維持提供していくかが今後の国家インフラとして求められています。
昨今、これらの課題を解決へ向けて、キャリアネットワーク、クラウド、データセンタ領域等においてSoftware-Defined Network (SDN), Network Functions Virtualization(NFV)などの技術の適用による解決方式が注目を集め、各所での検討が進められています。サーバ,ストレージなどの分野では仮想化技術の普及が急速に進んでおり、仮想化技術の各種監視管理,自動化技術により柔軟なインフラ構築が可能になってきています。一方で,ネットワーク分野は,従来ネットワーク機器が専用機器で構成されており、設計,設定,運用が個別の対応を行わざるを得ず、インフラ構築に制約がありました。そのため、柔軟なネットワークインフラ構築へ向けた仮想化技術の導入が期待されています。
本シンポジウムでは、「SDN技術」や「NFV技術」に関してキャリア事業者の観点、ベンダの観点で最先端の研究開発動向を議論し、国際競争力強化も見据えた実用化や技術開発の課題や対応策についての議論を行います。
第一部では、まず、「SDN/NFV技術を活用したネットワーク仮想化へ向けた取り組み」について、キャリア事業者の観点、ベンダの観点で、研究開発している技術要素の現状の取り組み、及び今後の実用化に向けた課題について、各分野の第一線でご活躍されている方々をお招きし、ご講演をいただきます。
第二部では、アカデミアの視点から研究開発している技術要素の現状の取り組み、及び今後の実用化に向けた課題について、各分野の第一線でご活躍されている方々をお招きし、ご講演をいただき、今後のキャリアネットワークインフラストラクチャーに向けて、ユーザの期待、事業者の期待、ベンダの期待の観点で我々は何をすべきなのか?将来の展望は何かについて、パネルディスカッションを行います。

10月3日
(木)

SDNとNFV技術を活用したネットワーク仮想化最先端技術動向
開催時間14:00-18:00
開催場所国際会議場3階 303会議室
第一部 講演
14:00-14:05

開会挨拶

茨木 久 氏
電子情報通信学会 東京支部 支部長、NTT サービスエボリューション研究所 所長
14:05-14:30
ネットワーク仮想化技術を用いた柔軟なコアネットワーク実現への取組み (講演20分、質疑5分)
清水 敬司 氏
NTTドコモ 先進技術研究所
14:30-14:55
複数拠点に跨る仮想化通信リソースの可視化(講演20分、質疑5分)
大橋 正彦 氏
富士通株式会社 ネットワークソリューション事業本部
14:55-15:20
通信要求の変動に柔軟に対応するための通信サービスの仮想化への取り組み(講演20分、質疑5分)
岩田 淳 氏
日本電気株式会社 情報・ナレッジ研究所
15:20-15:45
NFVにおける標準化活動とモバイルシステム仮想化の取り組みについて(講演20分、質疑5分)
横田 英俊 氏
KDDI研究所
15:45-16:00 休憩
第二部 パネルディスカッション
16:00-16:25
SINETにおけるネットワーク仮想化とSDN技術への期待(講演20分、質疑5分)
漆谷 重雄 氏
国立情報学研究所 学術ネットワーク研究開発センター長
16:25-16:50
SDNのさらなる高度化への挑戦とJGN-X/RISEへの応用(講演20分、質疑5分)
河合 栄治 氏
独立行政法人情報通信研究機構 テストベッド研究開発推進センター
16:50-17:05 休憩
17:05-17:55
パネルディスカッション
「SDN」と「NFV」へ向けた期待と今後の課題について
  • 座長
    • 漆谷 重雄 氏
      国立情報学研究所 学術ネットワーク研究開発センター長
  • パネリスト
    • 上記ご講演者の方々
17:55-18:00

閉会挨拶

茨木 久 氏
電子情報通信学会 東京支部 支部長、NTT サービスエボリューション研究所 所長

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