Awardアワード
米国メディアパネル・イノベーションアワード
Winners
Transportation 分野
LEDヘッドライト
- 審査員コメント
それほど遠くない将来には、ドライバー不要の自動運転の車が、夜中であってもヘッドライトの一つも必要とせず、人々を希望の場所へと移動させるようになるだろう。しかしそんな日が来るまでは、我々人間はやはり車を操作しなければならないし、夜には前方を注視する必要がある。自動車の誕生以来、ドライバーの視界確保のソリューションは、ヘッドライトのハイビームそしてロービームによるものだった。しかしそれは周りに他の車がいる時、有効ではないことがある。 点灯したままにすれば他のドライバーの目をくらませ、かといって消灯すれば自分の周囲の視界が悪くなる。
マツダ（株）とスタンレー電気（株）は、シンプルだが興味深いソリューションを示してくれた。それはLEDアレイにより自分の周囲を明るくしながらも、他のドライバーの眩惑を防ぐというものだ。個別のLEDにより、ヘッドライトのビームを部分的に弱めることができるこのシステムは、カメラを用いて他の車の位置を検知し、その車のドライバーの迷惑になりそうな部分のみ減光できるのである。これによりすべてのドライバーの視界を良好に保ちつつ、注意力低下を減らす事ができる。- ティム・スティーブンス氏
- 出展者情報
- マツダ株式会社
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