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Vol.032011年8月23日

スマートフォン市場動向

引き続き大幅な伸びを見せているスマートフォンの需要は、携帯電話のグローバル市場を活性化させている。2011年末のスマートフォン利用台数は、2009年の倍になると思われる。2010年の携帯電話(スマートフォン&通常の携帯電話)販売総数は13億台を超えた。中でも中国とインド市場での伸びは約30%と顕著。日本・西ヨーロッパ・アメリカにおいては、一桁代の伸びに留まっている。

全市場の伸びにおいて、通常の携帯電話からスマートフォンへの移行が急速に進んでいる。Futuresourceの調べによれば、2011年の販売総数のおよそ3分の1をスマートフォンが占めると思われる。販売金額では3分の2の割合となる。アメリカとイギリスにおいては、販売総数の半数近くがスマートフォンとなろう。

昨今のスマートフォン普及の火付け役は、Google Android Operating System(アンドロイド向けグーグルサービス)とAndroid搭載携帯端末の増加である。AndroidとApple iOSの争いは、両者が横並びとなった2010年後半に激化し始めた。2010年全体としては、スマートフォン世界市場の24%をAndroid OSが、17%をiPhoneが占めている。2011年には、Androidが勢いを増し、スマートフォン市場のシェアを奪うと見られる。より多くのメーカーがGoogleモバイルのOSを取り入れ、低‐中価格のAndroid搭載機種を発表してきており、若者を中心とした幅広い層にスマートフォン市場を拡大してきている。しかしながら、その多様な端末形態が、Androidプラットフォームのコンテンツ ディべロッパーやパブリシャーに制約を与えており、Apple iOSエコシステムのような魅力的なアプリやコンテンツの作成を妨げていることは引き続き課題として残っている。

日本国内においては、2008年と2009年の販売台数の大幅な落ち込みから、2010年には5%の回復を見せた。これは、100%の伸びとなったスマートフォンの販売増によるものである。

シャープ・富士通・NECといった国内メーカーによって占められていた市場だが、2008年にApple iPhoneが参入してからは、海外メーカーの需要が急速に伸びて来ており、日本のスマートフォン市場の規模は、アメリカや西ヨーロッパに追いついてきている。Futuresourceの予測では、携帯電話総販売数のスマートフォン シェアが、2010年の25%から2011年末までには45%に伸びると思われる。 Androidのオペレーティング システムは、国内メーカーによって支持されてきてはいるものの、市場を牽引しているのはAppleで、2011年にはスマートフォン市場の3分の1を占めると思われる。

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