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Vol.512013年11月18日

スマートフォン市場は2012年から29%の伸びを記録し、2013年も急速に成長

2013年11月英国ロンドン発―スマートフォン市場は2012年から29%伸びて9.19億ユニット、そしてモバイルハンドセットの出荷台数は6.9%伸びて17億ユニットを記録し、2013年も急速な成長を続けている。また2013年は初めてスマートフォンの出荷台数が従来の携帯電話の出荷台数を上回り、この傾向は2017年まで続くと見られる。

FuturesourceのリサーチアナリストであるOliver Rowntreeは次のように述べている。「2012年、世界全体での輸出入は1800億ドルを超え、世界全体で見る家電への支出のうち38%をモバイルハンドセットが占めている。」

2012年、スマートフォン所持者は世界全体の人口の18%を占めるまでに成長し、先進国市場ではどの国でも45%を超えており、全体で見るとその割合は既に80%にまで達している。しかしアジアやアフリカ、東ヨーロッパやラテンアメリカといった新興市場においては、その割合は依然として低い。しかし携帯の所持率は従来の家電の社会地理的境界を超えて広がり続けており、2017年までにはこれらの市場においても37%にまで達すると見られている。」

「全体的なモバイルハンドセット及びスマートフォン市場では現在Samsungが優位に立っているが、Appleもスマートフォン市場では強力な地位を維持し続けている。他のベンダーの多くはマーケットシェアや出荷台数に減少が見られる。特にRIMとNokiaはさらに売上も下がっている。」

異なる市場

価格の下落や音楽、ゲーム、ビデオ、インフォテインメントといったモバイルコンテンツに刺激され、フィーチャーフォンに代わってスマートフォン市場は今後も成長を続けると見られているが、Futuresourceは2017年時点でのモバイルハンドセットの売上において、以前30%の売上をフィーチャーフォンが占めると予測している。

アメリカ市場はオペレーターが弱まったり、超高速の4Gモバイルブロードバンドのプロモーションキャンペーンなどに後押しされて、力強い成長を続け、世界一大きな4G市場となっている。

安定した成長のおかげで、アメリカは(中国に次いで)、2012年、約1.19億ユニットの売上を記録し、世界で2番目に大きなスマートフォン市場を維持している。イギリスや北欧といった特定の市場は、個人のスマートフォン所持率が80%という高い数値を持っている。

これらの市場でさらに売上を伸ばすには、買い換えが鍵となるが、まだ市場が飽和していないスペインやドイツでは新しいユーザのニーズも依然として高い。

新興市場はスマートフォンの売上成長をますます左右する存在となっている。特にアジアやアフリカではスマートフォンの所持率は依然として15%程度であり、人口のほとんどがまだベーシックなハンドセットさえ持っていない。ブラジルやロシア、インドのスマートフォン市場も依然として発展途上であり、今後数年間は力強い成長が続くと見られている。

中国ではスマートフォンは急速に成長し、ハンドセットの総売上の58%を占めるまでとなり、そのシェアは先進国にも引けを取らないものとなった。新興市場ではアンドロイドが台頭し、Futuresourceのリサーチによると、この82%が2012年の中国における売上だということがわかる。Samsungの現在の主力製品であるGalaxy S4は依然として高い人気を誇っているが、市場全体では特に新興市場において、ローエンド/ミッドエンドスマートフォンが勢力を伸ばし続けている。Huawei、ZTE、Xiaomiといった中国の携帯電話会社は中国国内市場における力に後押しされて、非常に強力な成長を続けている。

2012年の主なトレンドの1つはハイエンドデバイスのスクリーンサイズの拡大だろう。Samsung、LG、HTC、Huaweiといったメジャーな携帯電話会社のほとんどが2013年、より大きな「ファブレット」スマートフォンを投入した。Samsung Galaxy Noteシリーズは2012年、大きな成功を収め、6.1インチのHuawei Ascend Mateなど、多くの競合他社が同じように大きなスクリーンのファブレットを発表した。

1点特筆すべき例外と言えばAppleであろう。5sでは新しい指紋IDスキャナーを搭載しているが、Appleの新製品はどちらも小さな4インチディスプレイのままである。新製品は前評判こそ非常に高かったものの、当初の売上は依然として5sの方がよりベーシックさを追求した5cよりも高かった。

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