イノベーションテクノロジ・ソフトウェア部門:CPS/IoTを進展させ、新たな製品・技術開発や多様な産業分野のイノベーションを促す先端的要素技術、部品・デバイス製品、素材、材料、ソフトウェアやテクノロジの開発コンセプト等を対象とする。
カシオ計算機株式会社
世界初 電磁波面上加飾造型 技術素材開発、デザイン開発、触感開発時に使用する材料を、独自のデジタルシートを使い、電磁波とカーボン分子量で、微細な面状造型する世界初の素材製作できる、電磁波造型技術である。作製時間は従来の20倍から100倍の超スピードで完成でき、作製開発コストは、50分の1から100分の1で完成する、次世代技術である。
素材開発、デザイン開発、触感開発時に使用する材料を、独自のデジタルシートを使い、電磁波とカーボン分子量で微細な面状造型する世界初の技術。電磁波造型技術により、従来の20倍から100倍の短時間で凸凹形状、エンボス表現、シボ表現が可能になった。金型を用いないため開発コストは、50分の1から100分の1となり、デザインの試作などの自由度を高め、圧倒的な期間短縮とコストの削減を実現したことが評価される。
ローム株式会社
世界初!自動車のノイズ対策を不要にするオペアンプ自動車の電装化に伴い課題となっているのが、回路の誤動作を引き起こす可能性のあるノイズへの対策である。EV・HEV向けエンジンなどの基幹システムからセンサ等の車載電装全般に至るまで、各種車載アプリケーション向けに圧倒的なノイズ耐量を実現したオペアンプを開発。高信頼性確保に加え、世界で初めてノイズ対策のための新規回路設計などが不要となり、大幅なシステムの小型化、設計期間の短縮、設計負荷軽減に貢献する。
自動車の電装化に伴い、回路の誤動作を引き起こす可能性のあるノイズへの対策が重要になるなか、圧倒的なノイズ耐量を実現。ノイズ対策のための新規回路設計などを不要とする世界で初の製品。「回路設計」「チップレイアウト」に「プロセス」を加えた3つの要素の最適化により、アプリケーションの設計工数削減、高信頼化への貢献を評価。