人工知能(AI)のプラットフォームとして注目を集めるディープラーニング、自然言語処理、画像解析などの最新技術から、農業・健康・医療・マーケティングなどへの適用まで、先鋭的なAI企業を集めた特別企画展示を展開します。また、10/5(水)と10/6(木)には国際会議場で「CEATEC×産総研人工知能コンファレンス」を開催します。
入場事前登録サイト(Event Regist)にご登録いただくことで、コンファレンスの事前聴講予約が可能です。
合わせて展示会場に入場するための入場登録も行うことができますので、ぜひご利用ください。入場事前登録サイトへのご登録、およびコンファレンスの聴講は無料です。
10月05日
[SP-12-1] 特別講演講演時間: 10:00-10:40
将棋は最近コンピュータが人間の能力を超えつつある。まだ時間がかかると思われていた囲碁でもコンピュータが人間の能力を超えようとしている。コンピュータの能力が人間に並んで抜きつつあるときにどのようなことが起きるのか、さらにどう折り合いをつけていけばいいのかを考えるのに将棋と囲碁の例はよい参考になると思われる。ここではこれらの例を掘り下げることによって人間と人工知能の関係のあるべき姿について考えてみたい。
講演時間: 10:40-11:20
今日の人工知能は大量データを用いた機械学習に依っていることから「データ×AI」は自明の理であるが、これに「協働型経済」を掛け合わせると何が可能となるか、どんな展開が期待できるか、が本講演のテーマである。さらに、ビジネス利用だけではなく社会システムへの応用を試み、これまでは公共分野だと認識されていた社会システムを「データ×AI×協働型経済」で再定義してみる。
講演時間: 11:20-12:00
科学技術、特にコンピュータの加速度的な進化により、技術的に増強された人類2.0はこれまでの人類の能力を遥かに超える時が近いうちに来る。それ以降、科学技術を進歩させるのは従来のような人類ではなく、AIと人類2.0となり、科学技術の進歩曲線は突然変化する。これがシンギュラリティである。これを言い出したカーツワイルは明るい未来像を描いているが、一方でAIが人類を置き去りにすると警告する書籍も出ている。実際はどうなのであろうか?AI(人工知能)とIT(情報技術)の関係やAIの歴史を振り返ることにより、この問題を整理してみたい。
10月05日
[SP-12-2] 特別講演人工知能の研究は、人工知能のための研究から、様々な分野の技術を糾合するConvergenceの結節点として機能し始めている。人工知能は、新しい形態の製造業やサービス業を生み出すとともに、従来のFAや科学技術のための研究をより効率化と高度化に寄与しつつある。本講演では、新たな段階を迎えた人工知能技術が持つ可能性を、日本という文脈のもとで考える。
10月05日
[SP-12-3] 特別講演本講演では、人工知能の最新動向、特にディープラーニングを取り巻く状況について述べる。人工知能の歴史を紐解きながら、ディープラーニングのもつ意義を解説し、今後の研究の進展について概観する。また、こういった人工知能の変化が、今後、どのように社会や産業を変えるのか、人工知能の未来について解説する。
10月05日
[SP-12-4] 特別講演講演時間: 15:00-15:30
NECは半世紀にわたってAI技術「NEC the WISE」に取り組み、現在はIoT技術との融合により、人とAIが協調して高度な叡智で課題解決していく社会価値創造事業を推進しています。人を超える繊細さとスピードで様々な兆しを捉える自動認識、大規模で複雑なシステムのホワイトボックス型自動最適化、そして、前例にとらわれずに幅広い見地からの判断を支援する論理思考の各分野における最新AI技術を紹介します。
講演時間: 15:30-16:00
人工知能(AI)技術の実社会での応用が拡大しつつあります。既に、Webの世界では様々な活用が進んでいますが、今後さらに、くらしやビジネスにおけるリアルな活動にAI技術が
応用展開されていくと考えています。本講演では、実社会応用に向けたAI技術への期待と、社会的価値の実現を目指した当社での取組みについて述べます。
10月05日
[SP-12-5] 特別講演人工知能が社会に組み込まれていく実装段階に入っている中、製造業・サービス業など産業構造、人々の生活が非連続に更新されていきます。各パネリストの人口知能最新動向から世界の、日本ならではの、人口知能の未来を照射します。
入場事前登録サイト(Event Regist)にご登録いただくことで、コンファレンスの事前聴講予約が可能です。
合わせて展示会場に入場するための入場登録も行うことができますので、ぜひご利用ください。入場事前登録サイトへのご登録、およびコンファレンスの聴講は無料です。
10月06日
[SP-22-1] 特別講演リクルートAI研究所では、昨年11月にGoogle Research出身のAlon Halvey氏をトップに起用。同月には、米国ボストンの汎用機械学習プラットフォームを提供するベンチャー企業、DataRobotへ出資。同社の社是は「Better predictions. Faster.」です。これら2つに共通するキーワードは「データの民主化」。従来、中央集権的に管理されていたデータマネジメントや機械学習をリクルート全社の、さらには世界中の誰もが活用できるようにする、汎用的なプラットフォームを開発しています。
10月06日
[SP-22-2] 特別講演IoTの発展により様々なデバイスがデータを集めるだけではなく、デバイス同士がリアルタイムで協調し高度な判断を実現、さらにはデバイスが周囲の環境から学習・適応することも可能になる。この実現のためにネットワークデバイスが持つべき知能とそれを可能にするための技術、それにより生み出される破壊的イノベーションの可能性を紹介する。
10月06日
[SP-22-3] 特別講演近年、CTやMRIの医療画像データ量は膨大化し、この10年で画像診断医の作業量は3倍になったとも言われている。製薬などのライフサイエンス研究全般においても顕微鏡などのハードウェアの進歩とともに画像データ量が著しく増加しており解析しきれず、人工知能を活用した効率的な解析が求められている。本講演では、膨大化する医療・製薬研究画像データを人工知能の活用によって高精度かつ効率的に解析するプロジェクトついて紹介する。
10月06日
[SP-22-4] 特別講演ファームノートは世界の農業の頭脳を目指す農業ITベンチャーです。人工知能を活用して牛の最適管理ができるウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を開発し、北海道の基幹産業である農業を支えています。Farmnote がどのようにクラウドを活用してユーザーを拡大したのか、そして今取り組んでいる「Internet of Animals」事業についてもご紹介します。
10月06日
[SP-22-5] 特別講演国内ヘルスケアマーケットの規模は45兆円程度と見られ、日本の産業全体の7%程度に相当する巨大マーケットです。近年のセンシング技術の進化により、取得可能データが多種多様になり、ヘルスケアのイノベーションはますます加速していくことが考えられます。モバイルヘルステクノロジースタートアップFiNCの人工知能の活用例及び、構想する未来像についてご紹介いたします。
10月06日
[SP-22-6] 特別講演NTTデータ数理システムの自社製品 Visual Mining Studio Text Mining Studio BAYONETを用いた分析のご紹介
10月06日
[SP-22-7] 特別講演講演時間: 16:00-16:30
人工知能がただ高性能なだけでなく、その内部がブラックボックスではなく人と相互理解できることを目指す次世代人工知能研究開発の技術紹介を行う。実社会で生まれるビッグデータから新たな現象を予測・制御するための計算モデルを構築するための確率モデリング技術とその生活・サービス分野での応用事例、社会実装への取り組みについて具体的に紹介する。
講演時間: 16:30-17:10
急速に実用化が進み出したビッグデータとAI。今後、人の仕事が機械に奪われるかのような議論も多いが、そもそも「知的作業」とは何か。そして人が得意な作業と機械が得意な作業を分類して考えないと、議論は錯綜したままである。一方で、ビッグデータの登場と情報処理技術の急速な発展により、AIが今後のビジネス環境に歴史的な変曲点をもたらすのは間違いない。人がやるべき仕事が決定的に変わる世界では、価値の概念も変わる。