CPS/IoTを支える共通基盤としてのプログラマブルな電子デバイスを紹介。適材適所(ローコスト、高性能、発熱)に対応するハードウェアプラットフォームにより様々な“ことづくりに”使えるデジタルプラットフォームに対応し、フィジカル空間を創造する新たなビジネスへの応用や新規事業を創出する場として展示/専門セミナーを展開します。
キーサイト・テクノロジー合同会社 アジアパシフィック統括
マーケティング部門ビジネス デベロップメント
マネージャー 堀部 勝義 氏
最近のプログラマブルデバイスやCPU、メモリなどの電子部品は、1V前後の低電圧駆動になり、重畳するわずかな電源ノイズが深刻な問題になっています。今ではシステムトラブルの8割は電源起因だとも言われています。効果的に対策するために今まで測定限界だと思われていた電源ラインの微小なノイズの最新計測手法について、従来の課題に触れながら、デバッグ事例なども交え、わかりやすく解説します。
RITAエレクトロニクス株式会社/営業本部 コンサルタント 池田 聡 氏
DDR4-SDRAMでは低電圧化と2Gbpsを超えるシングルエンド伝送を要求されます。高信頼性が求められる機器向けに、安定的に動作させるためのプリント基板の設計ポイントを動作検証も交えてご紹介いたします。また、4K,8K向けで期待されている12G-SDIインターフェースにおいては、BNCコネクタの選定~評価まで自社での最新評価事例をご紹介いたします。
熊本大学(末吉研究室) 学術研究員 趙 謙 氏
近年では、FPGAを用いたアクセラレータにより、クラウドアプリケーションの性能や消費電力を数倍から数十倍改善する実例が報告されている。しかし、プロセッサとFPGAアクセラレータとが協調して処理を行うアプリケーションの開発は容易でない。そこで、我々はhCODEというプラットフォームを提案している。hCODEでは、容易な協調設計実現のために、ハードウェアパタンとそのバーション管理機能を実装し、アクセラレータの開発・共有・配布コストの低減を図る。
ベリフィケーションテクノロジー株式会社
検証製品事業部 羽坂 佳典 氏
"VSTAR"は、実機バグ解析ツールです。観測ポイントを波形ではなく、イベントを用いて抽象度を上げることで、不具合の早期解決を可能にします。"VARON"は、性能解析ツールです。数値やグラフで性能に関する判断指標を見える化し、アーキテクチャ段階での性能検証を可能にします。リアルタイムにデバイスの内部状態を可視化、監視、保存、集計及び解析することによって実現された新しい検証メソドロジーとともに、"VSTAR"・"VARON"をご紹介致します。