「BeeSightMARKⅡ」で得られる顔面データの取得イメージ
映像/Webコンテンツ制作、システム開発を行っているアーツエイハンは手軽に利用できる顔認識アプリケーション「Beesight MarkⅡ」を出展する。ブースでは、流通の棚前などでの通行人の計測が可能なピープルカウンター機能を搭載した顔認識アプリケーション「Beesight MarkⅡ」のデモンストレーションを実施する。飯塚吉純代表取締役は「当社の顔認識システムの優位性(手軽さ、価格)を訴求し、顔認識システムをコモディティ化するきっかけとしたい」と話す。
■顔認識技術により、視聴者属性と通行量を同時に計測
「BeeSightMARKⅡ」で得られる顔面データの取得イメージ
「BeeSightMARKⅡ」は、顔認識技術を用いて、顧客の棚前行動データを高速に収集・分析するマーケティングソリューションツール。カメラに写しだされた顔をリアルタイムに情報分析し、年齢・性別、顔面の表情・目の位置・頭の方向・ 視聴時間、気分、服の色など多くの機能をリアルタイムに計測する。新たに追加したピープルカウンター機能で通行人の計測も可能になった。店舗のデジタルサイネージ等に、商品に対する関心に応じた広告を表示することで購入の確率を上げることができる。
収集したデータをサーバへ送信することで、ウェブブラウザを使い視聴者属性などのデータを閲覧可能な分析サービスも提供する。
■低コストでどこでも運用可能な顔認識システム
飯塚氏は同社の顔認識技術の特徴を次のように話す。
「一般に顔認識技術はまだ導入コストが高いため、導入までの敷居が高い。当社では、購買行動分析という潜在需要を喚起し、顔認識によるマーケティングソリューションを普及させるため、戦略的に低価格で提供する。顔認識システムをスタンドアローンで活用でき、価格も大手の約1/10を実現した」(同氏)
ブースではこのほか、通行人の計測ができるピープルカウンター機能を搭載したimpactTV社の「店頭用小型電子POP」を出展。また、タクシー最大手の日本交通が採用し、5000台の納入実績を持つタクシーサイネージ「TOKYO PRIME」や、顔の表情から感情を読み取り、オーディエンスに応じたコンテンツを放映できる「感情対応機能付50インチキオスクスタンド型デジタルサイネージ」なども出展する。
(株)アーツエイハン
- 展示エリア
- 特別テーマエリア
- 小間番号
- S01
- URL
- http://www.eihan.com/
- 出展者詳細
- http://www.ceatec.com/ja/exhibitors/detail.html?id=10503