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ロボセンサー技研株式会社からセンシングの常識を覆し、原音(振動)をそのまま計測する“超センサー”が誕生

カテゴリー : Co-Creation PARK

あらゆる振動をセンシング、独自構造によりノイズレスのデータ計測を実現する「ロボワイヤー」

スタートアップ&ユニバーシティゾーンの中でも連日、人の波が絶えないブースの1つロボセンサー技研(株)は、元々大手企業に勤めていた大村社長が、退社後紆余曲折した中、一念発起して2016年8月に立ち上げた企業。
「Innovate Sensor Solutions」をスローガンにワイヤー状センサー「ロボワイヤー」の開発をスタートし、あらゆる振動をリアルタイムでノイズレスなデータ解析を実現するセンシング技術開発を行っている。

従来のセンサーの難点を解決する、ノイズの乗らない「ロボワイヤー」

今回出展したこのロボワイヤーは直径が約0.5mmと極細く・極軽量・柔軟なピエゾ方式ワイヤー状センサーで、広帯域で高ダイナミックレンジ、電源が不要というピエゾ素子の特長に加え、外乱ノイズに強く水や油汚れにも強いためどこにでも設置が可能なもの。

産業機械やインフラ設備の計測用途のみならず、人の脈拍や呼吸、音声までもセンシング出来る。実際に体験してみると、Y シャツの生地の種類によって、感じる振動が異なったり、センサーの入ったコップをテーブルに置きそれを触るだけで、会場(テーブル)が振動していることが分かる。

「硬い・重い・太い」から、「柔らかい・軽い・細い」へ

開発当初は0.8mmの4層センサー構造(これでも、筆者から見れば十分細いと感じるが・・・)、そこから0.6mm、0.5mmと追及し、現在は0.4mmの10層センサー構造まで実現している。確かに、太いセンサーを数本巻くより、細いセンサーを多めに巻いた方が柔らかい。目指すところは、人の肌に触れても違和感を覚えない「髪の毛」の細さだ。今回出品されたロボワイヤーの中に入っている一番細い線材はわずか10ミクロン、髪の毛の約1/10とあって肉眼で見るのも中々難しい。

産業界の作業効率アップに革命を

ワイヤー自体がアンテナになってしまう所、電波を拾わない構造を工夫しノイズを減らす。産業機械の摩耗検査等でより正確なデータを収集できるので、従来人の手で時間をかけて行っていた検査の時間短縮・作業効率アップにもつながる。
現場からの要望も多く、現在は来年春の生産を目指して、このワイヤーの製造を請け負ってくれる会社と交渉中。生産が始まれば、産業業界だけでなく医療・介護など幅広い分野にも活用が期待出来る。

出展者情報

会社名
ロボセンサー技研(株)

エリア
スタートアップ&ユニバーシティゾーン

小間番号
E072-37

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