CEATEC AWARD 2019
部門賞 トータルソリューション部門
グランプリ
LiLz株式会社 (小間番号 E072-49)
点検現場がラクになる。低消費電⼒IoTカメラと機械学習で計器点検を効率化する「LiLz Gauge(リルズ ゲージ)」
製品・案件概要
未来社会のコンセプトであるSociety 5.0に向けて、⼈の負担を減らしつつアナログ情報をデジタル化していく仕組みが求められています。「LiLz Gauge(リルズゲージ)」は、IoTと機械学習を同時に価値設計することで、電池駆動にて3年稼働するIoTカメラと計器の値を機械学習で解析するクラウドサービスを提供します。今後、アルゴリズムを追加することで様々な点検や予兆検知を効率化できるようになります。
選評
計器点検の効率化を、IoTデバイスとクラウドで解決しようというアプローチを実現した点を評価。遠隔点検という価値提供をしながら、⾃動的にデータが集まる仕組みを提供している。オープンイノベーションとして東証⼀部上場の⾼砂熱学⼯業と共同開発し、すでに11社が試験導入、実際の設備保全の現場にてテストや調査を繰り返し、12月前半には製品として発表するなど、機械学習とIoTを活用して具体的に市場の課題解決を実現している点を高く評価した。
エリア:トータルソリューション 小間番号 E072-49
準グランプリ
SoundUD推進コンソーシアム (小間番号 D039)
「SoundUD」により実現する⾳のユニバーサルデザインとイノベーション
製品・案件概要
SoundUDは290を超える企業等と共通規格化し、普及を進める国産の⾳響通信である。ユニバーサルデザインとイノベーション創出を両輪とすることで、社会貢献とビジネスがエコシステムとなって持続的な活動を実現している。
交通機関、商業施設やスタジアム、TV局におけるアナウンス・実況等の多⾔語化サービスのほか、情報アクセシビリティ向上、広告・コンテンツ配信、販促サービス等でも活⽤されている。
交通機関、商業施設やスタジアム、TV局におけるアナウンス・実況等の多⾔語化サービスのほか、情報アクセシビリティ向上、広告・コンテンツ配信、販促サービス等でも活⽤されている。
選評
関連特許を共通規格化し、オープンイノベーション、ユニバーサルデザインを実現している。ユニバーサルデザインとイノベーション創出を両輪とすることで、社会貢献とビジネスがエコシステムとなって持続的な活動を実現している点を評価した。音響通信を標準化し、企業が導入しやすいしくみとツールを提供することで、幅広い分野でオープンイノベーションとユニバーサルによる社会貢献を実現した点を高く評価。
インバウンドへ向けた多言語対応とともに、国際的な展開も視野に入れたさらなる展開が大いに期待される。
エリア:Society 5.0 TOWN 小間番号 D039