CEATEC AWARD 2019
特別賞

Society 5.0 TOWN賞

ANAホールディングス株式会社 (小間番号 D037)

アバター社会インフラ

ANAホールディングス株式会社 (小間番号 D037)  アバター社会インフラ
製品・案件概要
これまで⼈類が直⾯してきた移動に関する課題、距離および⾝体的制約などをこえて、⼈々が繋がり社会参画し活躍するANAが考える新たな社会インフラサービスです。ANAが中⼼となり、産官学と連携しながら、ロボティクス、VR、AR、ハプティクス、AI、通信技術などを組み合わせ開発したアバター技術から産まれたアバターロボットを操作し、意識・存在感・技能を瞬間移動させ、移動の概念を変えると共に⼈間が拡張する未来社会の実現を⽬指します。
選評
航空会社によるアバター社会インフラ開発という、一見、自社の市場を減らし兼ねない発想を柔軟に取り込み、社内決済に2年かかったという社内ベンチャーを育てるとともに、モビリティに対する発想をゼロから創り上げ、仮想体験によるコミュニケーションを、会いに行くための動機付けと位置付け、モビリティの新たなオプションとして提供することで、移動の市場をさらに付加価値の高い、大きな市場に育てようという視点の転換と事業開拓への意気込みを高く評価した。
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エリア:Society 5.0 TOWN 小間番号 G004

Co-Creation PARK賞

CI Inc. (小間番号 E072-44)

スマホから病児保育施設の予約ができる「あずかるこちゃん」

CI Inc. (小間番号 E072-44)  スマホから病児保育施設の予約ができる「あずかるこちゃん」
製品・案件概要
CI Inc.はWebから病児保育室に予約・キャンセル可能なシステムを開発している。病児保育室は9割が電話予約を採⽤しており、予約が取りにくい。弊社の予約システム導⼊により電話が繋がらず利⽤できない⽅が減少する。さらに病児保育室スタッフの電話応対は減少し、保育に集中できるようになる。本システムは、「Web予約申込・キャンセル機能」「利⽤希望者リストの⾃動作成」「キャンセル忘れ防⽌のお知らせ機能」を持つ。
選評
専⾨的課題に取り組むため、社内に⼩児科医と病児保育専⾨スタッフ、助産師や産婦⼈科医など医療従事者を複数擁しており、さらに、病児保育施設や学会、地⽅⾃治体と深く連携できているため、細かい現場の課題をうまく拾い上げてアプリケーションに加えている点を高く評価した。単に病児保育に関する事務⼿続きをIT化するのみではなく、⼦育て世代が⼦どもを育てながら社会的責任を果たし、⾃⼰実現を達成するための基盤として病児保育事業が有効利⽤されるよう、サービス開発に着⼿することで、病児保育周辺の社会的課題も解決するものと期待される。
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エリア:Co-Creation PARK (スタートアップ&ユニバーシティ) 小間番号 E072-44