スイステックパビリオンにはフィンテックからドローン、エンターテインメントなどテック企業が集結した。
パビリオンのステージが賑わう
パビリオン中央のステージでは、初日にジャン=フランソワ・パロ在日スイス大使が来訪し挨拶。
以降も1時間おきにドローンショーが行われるなど多くの観衆を集めた。
コネクター専門メーカーの日本法人も参加
出展者の中には日本初登場の企業もあれば、すでに拠点を置きビジネスを展開している企業も参加。
その中の1社がフィッシャーコネクターズだ。日本法人社長の西谷直人氏に聞いた。
1954年創業の同社は、世界で初めて小型の密閉型防水コネクタを開発。押し込んで嵌合、シェル(周囲のリング状部材)を引いて取り外す、“push-pull”型の小型軽量・高密度なコネクタに強みを持つ。無線通信が幅を効かせる時代でも、信号と電力を同時に伝える有線ケーブルは不可欠。同社のMM06タイプは、外形9.9mmと「うどん」なみの太さながら、10Aの大電力に耐えるコネクタだ。外形12.9mmの印鑑サイズならば、24極もの信号線を通すことができる。
さらにコネクタはウェアラブルにも進化する。受け側(レセプタクル)に同心円状の電極が配置されたコネクタ「FREEDOM」シリーズは、装着の角度を問わず、手探りでも確実な嵌合が可能という特性を生かし、通信機器などに給電するベストなどでの使用が好適という。パビリオンのステージ上で在日スイス大使館のヴェロニカ・セン氏(科学技術部研修生)に、給電ベストのモデルとなってもらった。
出展者情報
会社名
スイステックパビリオン(在日スイス大使館)
エリア
Co-Creation PARK (グローバルパビリオン)
小間番号
E069