スマートシティを実現する「NEC Safer Cities」とそれを支える先端テクノロジー
NECはスマートシティを実現するための、「Public Safety」「Digital Government」「Smart Transportation」「City Management」「Digital Healthcare」の5つの領域でソリューションを提供している。今回の展示では、「空飛ぶクルマ」の試作がブース全体の目を引いた。
今年8月にNECの我孫子事業場にて行われた実証実験で浮上に成功した機体がそのまま展示された。今回、NECが開発した試作機のサイズは、全長約3.9m・幅3.7m・高さ約1.3m、離陸重量は150kg未満の無人機で荷物の運搬を目的とする機体を想定している。
空飛ぶクルマに必要となる、自律飛行やGPSを含む飛行制御ソフトウェアおよびモータドライバなどを新たに開発し、この試作機に搭載している。
この取組みを第一段階として、将来、空の移動環境(空に道路があるイメージ)に必要となる、交通整理や機体間の衝突防止策・地上との通信などを支える管理基盤の構築を考えている。
スタジアムなどの施設・店舗での防犯や入退室管理のセキュリティを強化
また、先端テクノロジーを展示するコーナーでは、ラグビーワールドカップ2019™日本大会で活用されている顔認証システムを展示。
瞳、鼻、口など、「その人の顔の特徴的なポイント」を見つけ、瞬時に顔を認証し、識別。骨格を計測して判断する為なりすまし防止・セキュリティの強化につながる。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも採用が決まっており、安全でよりスマートな入場が期待できる。
出展者情報
会社名
NEC
エリア
トータルソリューション
小間番号
A008
URL