ナロキャスで解決！携帯の電波がなくても、地デジを使って災害情報を受信できる

長野県に籍を置く株式会社アトラクターは、放送・通信連携のための放送システム構築・システム開発・システム運用により新しいサービスと価値の創造をサポートしている会社。今回の出展では、開発開始から１０年目を迎える「ナローキャスト放送」を活用した災害時に活躍するシステムを紹介している。

ナローキャスト放送　＜ナロキャス＞のすごさとは？

放送電波を利用した情報伝達の新しい仕組みで、自治体が放送局と連携して公共情報を高セキュリティで配信できる。
例えば、災害発生後。携帯電波が無くなっても、地デジ電波からスマホへ情報通知、また、自治体の災害情報を避難所へ伝達できる。
更に避難所では、ポータブル電源と受信機さえあれば、しばらく充電も持つので、ここから更にBluetoothを使って、情報を一斉に送信できる。

４つの安心

1. 地デジ電波をそのまま活用
   携帯電波、Wi-Fiがなくても受信可能となる
2. 最高品質のセキュリティ
   放送電波を利用しているので、不正が出来ない。よって、デマや成りすましを防ぎ、100%信頼できる情報の伝達が可能！
3. 地域によるデータ振り分け
   情報の出し分けが出来るので、地域別に情報配信が可能。受けても必要な地域の情報のみ受信する事が出来る。
4. 公共機器を制御して安全を確保
   例：避難所に設置したキーボックスを放送電波を使って開錠する。自販機の自動解放、水門の制御など。

もちろん、災害時以外の自治体の情報伝達に活用できるので、今後の展開に大いに期待したい。

出展者情報