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CEATEC 2019に台湾企業24社が出展

カテゴリー : デバイス&テクノロジー

デバイス&テクノロジーエリアの「台湾パビリオン(TEEMA)」には、台湾企業24社が出展。
各企業ブースには、LEDや電気自動車充電ケーブル、リレーなどの多岐にわたる部品からロボットまでもが展示されていた。

「BIZLINK」

貿聯國際股份有限公司は1996年に成立し、アメリカに本社がある「Bizlink」が2002年8月「BizLink」グループ旗下の独立資本子会社になった。「Bizlink」は、医療用線材、ネットワーク用線材、パソコン周辺線材、データ伝送用線材(SATA、DVI、HDMI、SAS、USB、USB Type-C、IEEE 1394など)、取付けコード、車用ワイヤーハーネス、電気自動車充電ケーブル、太陽エネルギーケーブル、電源線、及びUL、CSA、JET安全法規認証に符合するケーブルなど各種線材を設計、製造をしている。通盈の工場面積は16,600㎡で、1分当たり数百ヤードの様々な色や各種線径の線材を生産できる能力があり、標準線材は十分な在庫量を維持しているので、お客様の突然の需要にも対応可能としている。今回のCEATECでは、特に電気自動車充電ケーブルやワイヤーハーネスなど自動車向けの多様な製品が注目を集めている。電気自動車向け充電ケーブルはテスラ―社にも採用されている。

「多くの日本の企業の方が、当社製品に興味を持って頂いているのが良く解りました。今後、自動車関連企業の来場者が増えてくれると良いですね」(説明員)

「DPTEC」

同社は、主にモバイル用バッテリーやモバイルの周辺機器を主に製造販売している。モバイルバッテリーも多機能化が進み、新製品として出展した、コンパクトな4ポートチャージャーが注目を集めている。その機能はチャージャーに留まらず、USB3.0、TypeC、SDカード、Micro SD、HDMI、Audi0などの端子を備えおり、スマホやiPadなどの多機能に対応している。例えば、スマホの映像を大型ディスプレイで楽しむ、そして音楽を本格的なAudio装置で楽しむなど相互に多彩な機能が発揮できる。

「動物などの“かわいいデザイン”のチャージャーを展示しているせいか、昨年のCEATECと比較して女性の来場者が多いですね」(MOMO CHENさん)

「SYSCOM-株式会社CIJ」

SYSCOMブースでは、スマート・サービスロボット“AYUDA”が注目を集めていた。スマート・サービスロボット“AYUDA”は、台湾のSYSCOM社製のハードウェアに、日本の株式会社CIJ製のソフトウェアが搭載されている。ソフトウェアを担当するCIJは独自のサービス・ソリューションによる新規ビジネスの創出にも取り組んでいるが、ロボットの研究開発もその一つとしている。近年実用化が著しいサービスロボット分野への参入を目指し、”AYUDA(アユダ)”というロボットによる自社独自のサービス開発を進めている。“AYUDA”は、顔認識、人物検出、音声認識、会話コミュニケーション、ビデオ通話、地図ナビゲーションなどの多数の機能を備え、ショッピングモール、教育、金融、医療の場への採用が見込まれている。

「CEATEC会場は、通路が広いので、“AYUDA”のデモがやりやすく助かります。デモを開始するとブースが混雑してきます。やはり関心が高いですね」(株式会社CIJ 降籏 浩司さん)

出展者情報

会社名
台湾パビリオン

エリア
デバイス&テクノロジー

小間番号
F111

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