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IoT時代のニーズに応えるため、ムラタならではのソリューション技術を展開

カテゴリー : デバイス&テクノロジー

株式会社村田製作所(以下ムラタ)は CEATEC 2019でムラタならではのデバイス・技術を活かした『バッテリコーナー』、『無線通信コーナー』、『センサコーナー』の3コーナーを展示

CEATEC AWARD 2019経済産業大臣賞を受賞した全固体電池

ウェアラブルや⼯場・農業・医療のIoT化などの市場拡⼤につれて、いままでになかった環境・限られたスペースで⼩型電池が必要とされるシーンが増えている。その中で従来のリチウムイオン電池と同じ電圧で業界最⾼⽔準の容量を持つ酸化物全個体電池をムラタが開発した。
この電池の従来電池にはない耐熱性や構造により、過酷な環境下でも⾼いパフォーマンスを発揮。
さらに他の電⼦部品との⼀体化や表⾯実装を可能にした。

これまで実現が難しかったウェアラブル機器のさらなる⼩型化や信頼性の向上、また、⾼い安全性が要求され、⻑時間の利⽤が前提とされるワイヤレスイヤホンや補聴器などに使用可能。最小の物はバックアップ用電源としての使用が可能になっている。IoT社会の多様なニーズに対応し、豊かな社会の実現に貢献することが期待されることから、業界最⾼⽔準の容量を持つ酸化物全個体電池がCEATEC AWARD 2019経済産業大臣賞を受賞した。

ねじりによって圧電性を発揮するフィルム『Picoleaf』

透明度の高い有機圧電フィルムを用いたセンサ・デバイス『Picoleaf』を展示。ブースには実際にPicoleafを使ったゲーム、ロボットの操作が体験できる。
板状のコントローラーを使ってロボットを動かし相手のゴールにシュートを入れる遊びでは、『ねじり』に加え『曲げ』を駆使することによって、十字キーにはない直感的な操作が可能になる。

コントローラーとなるフィルムはどれも無色透明でセンサーがどこについているか全くわからない見た目。
しかし、わずかなねじれから大きなねじれまで細かく検知可能になっている。
このフィルムを使用した新たなVR・ARコントローラーやトレーニング機器への展開を目指している

出展者情報

会社名
株式会社村田製作所

エリア
デバイス&テクノロジー

小間番号
H021

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