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建設現場の施工管理に変革を、「mono‐tracker」で、生産性向上を後押し

カテゴリー : トータルソリューション

(株)TACK&Co.(建設現場支援センター)は、建設現場の「モノの管理」に変革を起こすIoTデバイスを活用したソリューションサービス「mono-tracker」をCEATEC2019で展示。

「建設現場支援センター」の運営・管理を行う企業、株式会社TACK&Co.(タック アンド コー)は、建設現場での現場監督の業務を支援する製品・サービスの開発・提供をしているベンチャー企業。サービスとして、鉄骨製作図チェック受託と、CADが苦手な人にも感覚的に扱うことができるPDFを使って作業できる建設現場向けのソフトウェア「Bluebeam」の販売をしている。

これまで建設業界は、慢性的な人材不足に加え非効率な業務も多く、長時間労働(残業時間200h超え)が常態化していた。そんな中、昨今の働き方改革の矢面に立ち、業界を挙げて「残業時間80hへ」、という大きな決断がなされました。 
このような背景の中、高層・超高層ビルなど、大規模な建設現場で働く現場監督からの熱い要望を受けて開発しているのが「mono-tracker」(モノ・トラッカー)だ。

従来の屋内測位技術とはまったく違う発想で、IoTデバイスを活用したWEBサービス「mono‐tracker」を使うと、建築現場にあふれる仮設資機材(小型建機や運搬台車、脚立など)について、「何階に」「誰の」「何が」「何台」稼働しているかスマホやタブレットで一元管理できる。
建設業界ならではの高度計の要素技術(気圧・温度・湿度)を応用し「高さ」に特化したセンシング技術と、低消費電力・長距離伝送を特長とした「LPWA(Sigfox)」、無線通信技術、個体識別管理に「QR」コードを実装した小さなIoTデバイスだけで、現場監督が苦労している「モノの管理」が効率化できるだけでなく、管理コストの削減にもつながる。
現在、試験導入中で、12月から予約受付を開始。2019年度内のサービス提供の開始を予定している。
また、「モノ」だけでなく、「人(ビル作業者)」の安全アラートなどにも活用できるよう引き続き開発を進めている。

出展者情報

会社名
(株)TACK&Co.(建設現場支援センター)

エリア
トータルソリューション

小間番号
A009

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