工業都市となった中国の江蘇省昆山市を代表して6社が自社の製品を紹介

昆山市は上海と蘇州の二大都市の中間点に位置し、多数の外国企業が立地。中国政府の改革開放政策のモデル都市として、製造業を中心に発展しており、中国国内でもインフラの整った経済的に最も成功した市であると言えるだろう。
これまで中国では分業制が多く、研究・開発は台湾、ＯＥＭ・組み立て・巨大市場を活かしたマーケティングを中国が担ってきた。
現在、この経済開発区では台湾企業に対する政府のバックアップも大きく、約5000社の台湾企業が名を連ね、「プチ台北」とも言われている中、近年、中国の地方自治体は企業のバックアップ体制を強化。展示会などへの出展も促していることもあり、今回のCEATECには海外市場の視察やマーケティング戦略の活用を目的に6社が出展している。業種は電子・電機、機械設備、液晶パネル、産業用ロボット用部品など多岐にわたる。

Harmonic Electrical

多数の会社特許を取得した、高精度の製造用ロボットの部品やRV減速機を展示。医療・電動自転車・ロボット・工具などに使われている。

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  Harmonic Electrical　RV減速機
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  RV減速機が使われているロボットアーム

Jiangsu Tomilo Environmental Testing Equipment

製品の品質・耐久・劣化など検束するchamberを展示。電子業界、自動車業界など幅広く対応。

Suzhoushi Kunshilai Lighting Technology

今回は公共用の照明関係を展示。最大の特徴は、省エネ・高効率。同じLEDでも3割の省エネ効果がある。

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  Jiangsu Tomilo Environmental Testing Equipmentのchamber
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  Suzhoushi Kunshilai Lighting TechnologyのLED

Infovision Optoelectronics

オンセルタッチ、酸化物TFT、3Dディスプレイ、ブルーフェーズ液晶などの最先端技術を積極的に開発している。今回は、車載用タッチパネルディスプレイを展示。

Kunshan Visionox Technology

AMOLEDディスプレイのフォームと特性を活用した、工業コントロールや車のフロントガラス部分に取り付けられる透明なディスプレイを展示。

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  infovision Optoelectronics車載用ディスプレイ
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  Kunshan Visionox Technologyの透明ディスプレイ

Jiangsu TDS Electronics Technology

PCAPタッチパネル、タッチモニター、タッチオールインワンPCの研究開発、製造、販売を行っている。今回は、55インチのタッチパネル電子黒板を展示。

出展者情報