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ANA、CEATEC AWARD 2019で「Society 5.0 TOWN賞」を受賞

カテゴリー : Society 5.0 TOWN

ANAホールディングス株式会社はCEATEC 2019で、アバターサービスを広く提供するための「アバター社会インフラ」のデモ展示を行い、CEATEC AWARD 2019の特別賞「Society 5.0 TOWN賞」を受賞した。

日常生活の中にいつもアバターがいる街づくりを目指して

アバターとは、インターネットを経由し遠隔地にいるアバターロボットにアバターインすることで、自分がそこにいるかのような体験ができる技術のこと。同社は、日常生活の中にいつもアバターがいる街づくりにより、物理的距離や身体的制約などの移動に関する課題を解決できると考えている。
アバター社会を実現するのは、ロボティクス、VR、AR、ハプティクス、AI、通信技術などを組み合わせて開発されたアバターロボット。ロボティクスや物を触ったときの感覚を疑似的に伝える技術等を用いて、離れた場所にあるアバターロボットを遠隔操作して、あたかもそこに自分自身が存在しているかのようにコミュニケーションや作業を行うことができる。そのためユーザーはアバターを介して、世界中で様々な体験を楽しむことが可能となる。
一見すると自社の市場を減らし兼ねないプロジェクトだが、モビリティに対する発想をゼロから創り上げ、移動の市場をさらに付加価値の高い、大きな市場に育てようとする意気込みが高く評価され、今回の「Society 5.0 TOWN賞」の受賞に至った。
現在2020年4月のサービス化に向けて、自治体やデベロッパーなど18の社会実装パートナーとともに、日常生活の様々なシーンでアバターが社会インフラとして利活用されるような街づくりを進めているところだ。

10月15日には、アバター社会を実現するためのプラットフォーム「avatar-in(アバターイン)」と独自開発のアバターロボット「newme(ニューミー)」をCEATEC 2019内で発表。同社の代表取締役社長の片野坂真哉氏と女優の綾瀬はるかさんが登壇し、アバターの社会インフラプロジェクトの紹介とデモ体験を行った。


後半には片野坂氏が、ロボットの両腕が付いたウェアラブルアバターを装着。近くに座っている客室乗務員がゴーグルとコントローラーを使ってアバターを操作し、綾瀬さんとの握手や、ぬいぐるみの手渡しなどの実演を行っていた。
ウェアラブルアバターを使うことで、実感を伴った体験の共有が可能になる。様々な技術を伝えることに役立ったり、ピアノや習字の個人レッスン、さらには、ツアーガイドなどでも利活用が期待されている。
片野坂氏は「アバターの可能性は無限大」と話しており、今後のアバターの進化については次のように予測している。

「2025年までに介護士の役割を持つアバターが誕生し、2030年までにはレスキュー隊と同じようなことができるようになると考えられます。人間の近付けない災害現場にアバターが出かけていき救助活動や復旧活動に活躍できる、このようなことが実現できると思います。2040年になりますと、脳からの指示でアバターが動けるようになり、身体の不自由な方が、アバターを使って腕を自由に使うことができることが当たり前になっていきます。
そして、私たちが目指している2050年にはアバターと私たちの境目が一切無くなり、人間の感覚全てがアバターを通じて、一切違和感を感じない体験が出来るようになります。つまり、遠く離れた自分が『本当の自分』になるということです」

出展者情報

会社名
ANAホールディングス株式会社

エリア
Society 5.0 TOWN

小間番号
D037

URL

プロジェクト紹介URL:https://avatarin.com/

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