株式会社立花エレテックはCEATEC 2019で、7台のロボットが協調作業しながら、部品の搬送、組み立て、検査、箱詰めまでを行なうライブ展示などで来場者の人気を集めた。
ロボットのスムーズな協調動作に来場者が関心を寄せる
立花エレテックは2021年に創業100年を迎える技術商社。三菱電機の販売代理店として産業用電気機器で地歩を築き、現在ではFAシステムのソリューション事業、半導体デバイス開発設計なども行っている。
CEATEC 2019では「近未来工場をコーディネート 製造ラインまるごとスマート化」をテーマに、製造設備や検査機器などからデータを収集・分析するソリューション事業の紹介や、カメラによる画像認識技術を生かし、顔を動かすことでロボットアームを操作する体験型デモンストレーションを行った。
なかでも来場者の注目を集めたのが、7台のロボットが協調作業を行う製造ライン。樹脂部品の搬送、組み立て、検査から箱詰めまでを自動で行うミニ工場。ロボットのスムーズな動作と説得力のある男性MCの説明と相まって、多くの来場者が足を留めた。
「きんつば」製造のスマート化という成功事例も
同社広報IR部の渡邊和仁氏(広報IR担当課長)は、「製造ラインのスマート化は当社としても力を入れている事業部門です。最近では加賀銘菓の和菓子『きんつば』の製造ラインに当社のソリューションを導入いただき、職人さんの負担軽減や焼きムラによる不良廃棄削減でご評価いただいた実績もあります」など、興味深い成功事例を紹介してくれた。
出展者情報
会社名
株式会社立花エレテック
エリア
スマートX
小間番号
B001