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株式会社八雲ソフトウェア、「音声対話ソリューションサービス」をCEATEC初出展

カテゴリー : デバイス&テクノロジー

島根県松江市に本社を置く株式会社八雲ソフトウェアは、RubyやJavaなどによるソフトウェア開発を基本としており、大手通信会社のショッピングサイト、企業内のプロジェクト管理システム、介護保険システムなど、様々な業種のシステム開発を手がけている。
東京の企業から受託した案件を島根で開発する際には、スカイプなどのビデオ通話システムなどで情報交換しながら開発作業を進めている。
県内企業や自治体のシステム開発を受託することも多い。
今回、音声対話技術を活用したスマートスピーカーや各種音声認識デバイスにより業務や生活を支援する「音声対話ソリューションサービス」の開発に伴い、CEATEC 2019では同社の提供サービスや取り組みなどが紹介される。
「スマートスピーカーに興味のある方、現状の業務運用を改善したい方、新たなサービス提供手段として音声対話サービスを検討されている方は、ぜひ当社ブースまでお越しください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております」と話す。

業務や生活を支援する「音声対話ソリューションサービス」事例を紹介

同社では、スマートスピーカーにより「音声サービスで何ができるのか」「どのようなことができるのか」を具体的に提案することで、活用範囲がもっと拡がっていくはずだとしている。
そのために、国立工業高等専門学校や高等学校、企業、各種公共施設、飲食店などと連携し、スマートスピーカーを利用した音声サービスを共同で研究を行っている。
また、同社には「公共施設にスマートスピーカーを設置して施設案内を行いたい」「実現したいことが漠然としているから企画から支援してほしい」「既存のシステムと連携してサービス提供を行いたい」などの種々の相談が寄せられており、これらに対して、サービスの企画、コンサルティング、開発、導入から運用のサポートまでトータルに支援をしている。
これまでに同社が開発したAmazon公認スキル(音声対話ソフト)は約90を数える。
スキルには、教育・知育・子ども向けとして、効率よく九九を学習できるスキル「九九ゼミ」や手軽に脳トレをできる「並びかえゲーム」、地域・暮らし向けには「松江市ゴミの日」や「松江市避難所一覧」などがある。
ブースでは、6つのテーマで音声対話技術を活用したスマートスピーカーや各種音声認識デバイスによる業務や生活を支援する「音声対話ソリューションサービス」を出展し、同社の提供サービスや取り組みなどが紹介される。

【同社が提案する6つのテーマ】

  • 教育、子育て

  • 障がい者福祉、高齢者福祉、暮らしやすさの支援

  • 介護、看護の現場サポート

  • 製造業における現場の作業効率向上

  • 労働や育成、多言語対応

  • 観光、レジャーなどサービス業のスタッフ支援、情報提供

米子工業高等専門学校の電子制御学科山本先生と打ち合わせの様子

※スマートスピーカーとは
話しかけるだけで、情報の検索や家電の操作など、さまざまな機能を利用することができる音声対応デバイス。主なスマートスピーカーとしては「Amazon Echo(Alexa)」「Google Home(Google Assistant)」「LINE Clova(Clova)」などがある。

出展者情報

会社名
(株)八雲ソフトウェア

エリア
デバイス&テクノロジー

小間番号
F083

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