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クリムソンテクノロジー株式会社、業界初のAIリアルタイム音声変換技術:「リアチェンvoice」などの新技術をCEATECに初出展。

カテゴリー : スマートX

クリムソンテクノロジー株式会社は、音楽や音響関連の開発、音楽配信、そしてリアルタイムAI声質変換技術の「リアチェンvoice」、脳波などの生体信号の変化に基づくAI自動作曲システム「brAInMelody」などの技術革新で事業拡大を続けている。今回、そのAI声質変換技術「リアチェンvoice」および、AI自動作曲システム「brAInMelody」のデモを中心としてCEATEC 2019に初出展する。

業界初のAIリアルタイム声質変換技術:Voidol – Powered by リアチェンvoice-ナレーターや演者の声をかわいい女性の声や、イケメンボイスなど様々な声にリアル&リアルタイムに変換可能。

「リアチェンvoice」は、音声・音楽・音環境情報処理を研究分野とする名古屋大学大学院情報学科研究科所の戸田智基教授の協力のもと、クリムゾンテクノロジー株式会社によって開発された、話者の声を特定のキャラクターの音声へリアルタイムで変換することを可能にする業界初のAI音声変換技術。新製品Voidolは「リアチェンvoice」エンジンを搭載したパソコン向けソフトとして提供される。既に発売済みのiOS版と同様にアニメの登場人物などの声を順次提供予定で、追加オプションとして購入すれば、特定キャラクターの声への変換が可能になる。このアプリケーションを使うことで、ナレーターや演者の声をかわいい女性の声やイケメンボイスなどの声にリアル&リアルタイムに変換可能となる。さらに民生用途だけではなく、話者の声を学習することで高精度に音声変換するプロ版も用意されておりテーマパークなどでの利用も可能。このほか、メガホンに声質変換システムを内蔵して登場人物の声を出す「アニメガホン」や、着ぐるみ内部に搭載可能な小型の声質変換デバイスなども開発している。4月発売のmacOS版に加え、8月にWindows版が新製品として登場した。

  • Voidolのシステム概要
  • Voidolのシステム概要

利用者のメンタル状態に適した楽曲を自動生成。『脳波計測によるAI自動作曲:brAInMelody 』

脳波を計測しながら音楽を聞き、感情モデルと合致した作曲ルールを作成。遺伝的アルゴリズムと共生進化による手法で、脳情報をベースにし感情モデルと合致したAI作曲を行う。実際には脳波計測用ヘッドセットをつけ、既存のいくつかの曲を聴取し脳波とシンクロさせてサーバーへ蓄積。ヒトが「なりたい気分」を作曲用ルールに当てはめ、AI作曲で「なりたい気分」へ誘導する楽曲を自動的に生成することをめざす。なおこの楽曲に対する脳の反応に基づいて自動作曲を行う技術は、COI(※)の開発テーマの1つとして、沼尾 正行 教授(大阪大学 産業科学研究所)、大谷 紀子 教授(東京都市大学 メディア情報学部)、ベルギーの研究機関imec社とともに、クリムゾンテクノロジー株式会社によって開発された。
同社では、この技術を用いて、「車内空間向けドライバーケアサービス」「個人空間向けパーソナルケアサービス」「施設向け快適空間音サービス」 などのサービスへの展開を検討中。
※COIとは、文部科学省により、平成25年度に「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」です。

  • 『脳波計測によるAI自動作曲:brAInMelody 』

出展者情報

会社名
クリムソンテクノロジー(株)

エリア
スマートX

小間番号
D027

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