CPS/IoTを支える共通基盤としてのプログラマブルな電子デバイスを紹介。適材適所(ローコスト、高性能、発熱)に対応するハードウェアプラットフォームにより様々な“ことづくりに”使えるデジタルプラットフォームに対応し、フィジカル空間を創造する新たなビジネスへの応用や新規事業を創出する場として展示/専門セミナーを展開します。
プログラマブルデバイス委員会委員長
熊本大学大学院 先端科学研究部 教授 末吉 敏則 氏
FPGAとは「Field Programmable Gate Array」の略であり、ハードウェアでありながらソフトウェアのように書き換え変更ができる再構成可能なデバイスである。最近では、IoTやビッグデータ、機械学習といった大規模データ処理のニーズ増に伴って、その省電力性と高速な処理速度から注目を集めている。「FPGAを楽しむ、FPGAで楽しむ」の準備として、FPGAの原理と歴史について解説します。
元FPGAコンソーシアム副理事長 佐藤 幸一 氏
CPS/IoTを支える共通基盤としてのプログラマブルな電子デバイス。技術の潮流を追うのか、流れの先回りをするのか。エンジニアのあるべき姿は、時代の先を読み、技術だけでなくイノベーションを起こす震源になるべきあろう。また、ビジネスを描くには、国内だけでなく地球規模で考え、社会環境の変化に対応し、どう変わるべきかの技術視点が重要である。本講演ではデバイスから少し離れ、すべての業種・業態に大きな変化をもたらすと言われている技術的特異点に焦点を当て、未来を少し覗いてみよう。
株式会社SUSUBOX CEO 相部 範之 氏
今年で6年目となるFPGA-CAFEは、当初はFPGAボードなどの自社製品のアンテナショップとして運営することを目的としていました。しかし2011年にFabLabとしたこともあり、電子回路分野に限らず、機械、ロボット、建築、アート、材料、物理学など様々な分野の方がお越しになられています。初期のメイカースペースという立場から、これまでの利用内容と今後の運営方針などについてお話したいと思います。