CPS/IoTを支える共通基盤としてのプログラマブルな電子デバイスを紹介。適材適所(ローコスト、高性能、発熱)に対応するハードウェアプラットフォームにより様々な“ことづくりに”使えるデジタルプラットフォームに対応し、フィジカル空間を創造する新たなビジネスへの応用や新規事業を創出する場として展示/専門セミナーを展開します。
<オーバートーン株式会社 特別招待講演>
公立学校法人会津大学 コンピュータ理工学部 准教授 奥山 祐市 氏
本セミナーでは、ハードウェア設計の裾野を広げる教育の確立を目指した取り組みを紹介する。これを実現するため小中高生に対して行った、FaBoによる高速ハードウェアプロトタイピング実習、FPGAを用いたLチカ講習、触れることのできる論理回路を用いた加算器の制作実習の内容を報告する。また、大学生とミャンマーの大学教員に対してのCPU動作理解のための取り組み、オープンなCPU・コンパイラ・周辺機器を用いた組み込みプログラミング実習の様子も併せて報告する。
SCSK九州株式会社 組込みシステム部 サービス・イノベーション課長 石井 宏昌 氏
(特定非営利活動法人 軽量Rubyフォーラム 事務局次長)
mrubyは国産のプログラム言語Rubyを軽量化し,組込みソフトウェアでの利用を可能としたオープンソースの開発言語です。その生産性の高さはIoT開発で大いに行かされます。とはいえ、IoT開発にはハードウェアからネットワーク、データの取り扱いからサービス連携などに関する幅広い知識が必要、一企業や個々の技術者ですべて網羅することは難しく、企業の連携や共創が必要です。そこでこの課題に対応したIoT開発IDEを無償提供、さらにIoTで今後課題となるセキュリティに暗号化、認証方式などで対応したmrubyフレームワークの解説を致します。
ザイリンクス株式会社 マーケティング部 神保 直弘 氏
インダストリー4.0に代表されるスマートファクトリーなどのインダストリアルIoTは急速に普及しています。工場内部での多様なコネクティビティ、さまざまなカメラやセンサー情報を取り込むセンサーフュージョン、そして、エッジコンピューティング。ザイリンクスのFPGA, SoC がどのようにスマートファクトリーに活用できるのかを事例を通してお話しします。