「日本でもっとイノベーションが生まれ、海外に展開するには、どうすればよいか?」
情報技術大学院大学教授の小林茂氏がファシリテーターとなり、パネラーに株式会社Moff代表取締役の高萩昭範氏、インダストリアルデザイナー/プロダクトストラテジストの久下玄氏、富士通株式会社インテグレーションサービス部門戦略企画室長の柴崎辰彦氏を迎えての討論となった。
小林氏から出されたトークテーマは「日本でもっとイノベーションが生まれ、それが海外に展開していくには、どうすればよいか?」。
これについて立場の違う3人が自分の体験を踏まえて話した。
「Moffは、支援者とコミュニケーションがとれている。全部自分たちで完結するという考え方でなく、共創、一緒に作っていくというのが大事だなと思っています。過去の反省を踏まえて、実際に製品を作るまでに、ユーザーの声が入っていないものはダメだ。」と高萩氏。
「大きな企業との仕事は情熱が尻切れトンボになる事が多いが、スタートアップのベンチャーは情熱ある人が多い。その差が大きいですね。」と久下氏。
「フェイルファースト(早く失敗しよう)を受け入れて、もっとチャレンジしていこうという土壌作りが大事」と柴崎氏。