独自のホログラフィック光学素子「HOE」
未来映画に出てくるアイテムのよう。イヤホンとマイクをつければ通信も可能。
コニカミノルタの光学技術と通信技術を合わせたメガネ型シースルーディスプレイは、メガネを装着すると、一方のメガネレンズの外側につけられた同社独自のホログラフィック光学素子「HOE」が、視界をふさぐことなく視覚情報を提供するというもの。
約80%の高いシースルー性を持ち、普段と変わりない視界の中に、明るい映像表示を可能にした。暗い倉庫内でも明るい屋外でも、見やすく違和感を与えずに情報を視認することができる。また、見えている風景や状況に、PCを介してダイレクトに文字やマークを書き込み挿入することができるので、作業の指示出しや方向指示などでも大いに活躍できそうだ。
同社のメガネ型ディスプレイは、2000年に1号を開発。当時は情報が緑色一色で表示されていた。2004年にはカラーで表示できるようになり、徐々にWi-FiやLTEなどのインフラが整い始めたので通信機能も持たせることができるようになった。今回はメガネ型での出展になったが、今後は車のフロントガラスなどにも表示できるように研究していく。
なお、出展ブース内には体験コーナーを設けている。この機会に足を運んでみてはいかがだろう。
コニカミノルタ株式会社
ブース番号 | 3N20 |
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関連リンク
- コニカミノルタ株式会社
- http://www.konicaminolta.jp