AV機器用、通信、情報処理機器用コイル、車載用電子部品など扱う専業コイルメーカー スミダコーポレーション株式会社は、「コイルがつなぐみらいの社会」をテーマにCEATEC JAPAN 2014に出展している。
車載関係の展示が多彩
今年は車載向け(EV/HEV)、産業機器向け、民生機器向けの電源周辺製品など25アイテムをサンプル展示、採用事例紹介、デモ展示、パネルなどで紹介する。
中でも車載関連の展示が多彩だ。自動車が電動化され、パワーエレクトロニクスの重要性が高まるにつれ、同社の車載関係の部品も増え、売り上げの60%近くが車載関係という。必然的にCEATEC JAPANの展示内容も車載関係が増えているのが今年の傾向だ。
一方、今年、同社グループ会社のスミダパワーテクノロジー株式会社が日本光電グループの変成器事業の譲渡を受けたことに伴い、同社は今後成長が期待される医療機器関連に本格的に参入を始め、産業機器部門の拡充を目指している。今年は医療関係製品の展示は間に合わなかったが、太陽光発電、風力発電、産業用ロボット制御、信号機、セキュリティ、ファクトリーオートメーションなどの産業機器関係の情報も展示されている。
展示物から3点をピックアップ
同社の今年の出展物の中から、3点をピックアップしてご紹介する。
★リチウムイオン電池に必須のバッテリ監視システム
EV車などに搭載される多くのリチウムイオン電池は、セル電圧の個体差があるためそれぞれのバランスを取る必要がある。そのためECUで電圧を平均化している。展示ブースでは監視システムに使われるバッテリ制御ICとセルフマネジメントIC間の通信用絶縁トランスを展示している。
★車載向け高温対応パワーインダクタ
★DC/DCコンバータモジュール スミダSPM1004、SPM1005(参考出品)
スミダコーポレーション株式会社
ブース番号 | 6K192 |
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関連リンク
- スミダコーポレーション株式会社
- http://www.sumida.com