人を感動させるソリューション
パナソニック株式会社システムLSI事業部(京都府長岡京市)は、PCI Expressインターフェイスを搭載した、HEVC規格上限となるビットレート160Mbpsをデコード可能なデコーダ「ProXStream EX」を発表した。
HEVCはH.265とも呼ばれ、現行のH.264/MPEG-4 AVCの後続フォーマットとなる圧縮規格。ProXStream EX は4K解像度で60fpsプログレッシブ、Main10 Profile(各色10bit、約10億階調)、現行放送の4K映像のビットレート40Mbitの4倍にあたる160Mbitまで対応する。H.264やMPEG2など既存コーデック規格にも対応し、フルHDならば最大8チャンネルまで同時にデコード可能な専用LSIを中核にしており、PCI Expressインターフェイスボード。PCで4K利用できる。
強みは1パッケージであること。今年6月に発表されたばかりの「HEVC再生用システムLSI」は、内部に512bit幅のWIDE IOメモリをchip-on-chipで搭載し、外付けDDRメモリなしで動作する。
「映像の世界での2Kから4Kへのステップを階段と考えると、意外と段差が大きいんです。そのギャップを埋め、世の中が4Kにスムーズに移行できるようなソリューションに役立てていただきたいと思います。放送局内の編集システムやデジタルサイネージ用途に期待ができますし、人を感動させるソリューションで、映像の力はまだまだ大きいはずですから」
(パナソニック株式会社 システムLSI事業部 マーケティンググループ参事 浦出正和氏)
パナソニック株式会社システムLSI事業部
ブース番号 | 5K75 |
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関連リンク
- パナソニック株式会社システムLSI事業部
- http://www.semicon.panasonic.co.jp/jp/products/systemlsis/