液晶パネルから見た未来の自動車
自動車を1台作るのに、どのくらいの部品が必要なのだろうか? その数、およそ2万個から3万個。数多くの部品があるということは、その部品を作っている会社も数多くあるということ。京セラのグループ会社・京セラディスプレイ株式会社も、自動車部品を手がけるメーカーの1つで、液晶パネルを中心に開発を行っている。会場では「安全」「快適」をキーワードに部品メーカーが未来を走る自動車像をデモンストレーションする。
液晶パネルが沈む!?
ブースでは京セラの液晶技術の中から、「液晶メーターパネル」、「新感覚タッチパネルコントローラー」、「新感覚タッチパネル内蔵ハンドル」、「ヘッドアップディスプレイ」、「液晶内蔵ルームミラー」の5つを組み合わせて制作されたコックピットデモンストレーションを体験できる。実際にシートに座り、運転の疑似体験が行えるのだ。「新感覚タッチパネルコントローラー」は、液晶パネルにもかかわらず画面をタッチすると、なぜかボタンが沈む感覚が…。
閉じた瞳も見逃さない!
さらにスピードを出し過ぎると、ハンドルを握っている部分が振動し注意をしてくれたり、将来的には、暗闇で前方に障害物を検知した時、またドライバーの居眠りを検知した時に、振動を与え注意を促してくれることも可能になる。体験した人たちもハンドルから伝わる手の震えに驚いていた。さすが「新感覚」!
コックピットデモンストレーションは、現在の自動車運転技術の延長線にある将来像であり、人間が運転する自動車をいかに安全にサポートしていけるかが、今後の課題になる。体験型のコックピットになっているので、ぜひ自分の目で見て、自分の手で触れて感じに来てほしい。
京セラ株式会社
ブース番号 | 5K94 |
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関連リンク
- 京セラ株式会社
- http://www.kyocera.co.jp