富士通のものづくりブースでは、3Dグラスを装着した設計レビュー体験や、工場の製造ラインのバーチャル設計など“モノを作らないものづくり”を紹介している。
3D機器を利用しさまざまにシミュレーション
3次元データを立体的に表示し、実物と同じ感覚で仮想検証ができる体験型ディスプレイは、試作前から実物感覚で製品を検証できるというもの。また、仮想検証をもとに組立作業や医療技術など精密技術のトレーニングを積めることから、理解力や記憶力を高めるにも役立つ。軽量の3Dグラスをかけると、こちらの顔の傾きに合わせて画像の角度が変わり、見たい部位が快適に視認できる。3Dプロジェクターを利用すれば、複数人での同時確認も可能。
このほか、実際に生産ラインを構築する前に3Dデータを活用して仮想検証できる「仮想工程計画・生産ラインシミュレーション」も披露。生産現場の構築や改善、生産性を追求できるなど用途はさまざまで、すでに採用している企業もあるという。
このブースでは3D機器を利用しさまざまにシミュレーションすることで、モノづくりの質を高め、リスクを最小限に抑える仕組みを提案している。
富士通株式会社
ブース番号 | 2L55 |
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