ガスヒートポンプエアコンやエネファーム、住空間関連商材を扱うアイシン精機は、睡眠を見守り、眠りの質を測定する装置『ねむりモニター』を紹介した。
体重検知センサーを応用
ベッドの足の下に敷いたセンサーで、ベッドにかかる重量を検知。テレビや照明と連動させることでより快適な寝室を提案している。
これは、自動車のエアバッグの開閉判断に使用されている体重検知センサーを応用したもので、ベッドにかかる重さや位置によってその人の睡眠指数を『入眠力』や『深眠力』など5つのカテゴリーに分けて計測するもの。計測結果から、その人の眠りを評価し睡眠の質改善に向けアドバイスしてくれ、その内容は、PCやスマートフォンから簡単にチェックすることができる仕組みになっている。
同じ仕組みで利用者の離床と就寝が分かるため、離れて暮らす家族を見守ることもできる。介護施設などでは一度に多くの入居者の就寝状況などが分かるため、今後利用する施設が増えそうだ。
この技術は、テレビや照明のONとOFF、窓のシャッターの開閉などと連動させることも可能で、より快適な住環境を提案している。
このほか、『搭乗型移動ロボット』も紹介。最高時速10kmで走行する電動車いすで、人や障害物を検知すると自動で減速するというもの。製品化までには至っていないが、今後『ねむりモニター』とともに、住環境の最適化を提案していく。
アイシン精機株式会社
ブース番号 | 1L05 |
---|
関連リンク
- アイシン精機株式会社
- http://www.aisin.co.jp