医療分野で培ったノウハウを活用
CEATEC JAPANに初めて出展する株式会社ピーエスシーは、医療システムのソフトウェア開発企業だ。医療機関へのシステム提案・コンサルティング、自社システム開発などが業務範囲となる。
たとえば、病院へ行くと、初診時の受け付けや問診票の記入から始まって、カルテ、薬の処方箋、検査手続き、紹介状等々、多くの文書や記録が受診者の背後に蓄積されていくことを実感する。そして、これらの書類を作成・管理・分析する業務は病院側にとっては重要な、しかし煩雑な作業であることは想像に難くない。
一方、同社には、医療機関の様々な画像や文書を統合し、データを管理し、システムを連携させるという製品やシステムがあり、それらを駆使したソリューションを長年にわたって提供してきた実績がある。
こういった医療システム分野で培ったノウハウと実績、そして製品群が、医療以外の分野でも十分に活用されることから、同社は今回のCEATE JAPANの出展することとした。
P-Launcher/BCR・ID-Connector/BCR
今回出展するP-Launcher/BCR・ID-Connector/BCRは、情報を取り出したいアプリケーションの構造に関わらず、表示画面の中からユーザー自らがデータを抽出できる技術。費用も時間も費やすことなくデータを取得・利用することを可能にした。一般的な文字認識(OCR)にかわる画面文字認識技術BCRという独自技術を活用している。
ユーザーは、取得したい項目の画面上の当該エリアをクリックすれば情報取得設定のほとんどを完了し、取得した情報を利用して異なるアプリケーションを連携起動させたり、取得した情報を他のアプリケーションに受け渡したりすることができる。プログラマの手を介さずに、情報の取得や連携をユーザー自らの手で行えることが大きなポイントだ。
DocuMaker
DocuMakerは、ユーザーが自由に文書フォーマットを作成し、記載した文書内容をデータベースで管理することができるシステム。文書を記載するだけでその詳細な情報がデータベースで管理され、統計・解析・検索などさまざまな形で二次利用することができる。
従来、通常文書フォーマットの追加にはプログラマを介して行わねばならず、時間も費用も要していたが、ユーザー自身でフォーマットの追加ができることが特徴。記載する文書が変わっても、記載する人が変わっても、いつも同じシステムで同じ方法で文書が記載でき、その内容も詳細に利用できる。
2014年度グッドデザイン賞を受賞
P-Launcher/BCR・ID-Connector/BCR は2014年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。10月1日に発表された。同賞のホームページに「審査委員の評価」が下記のように掲載されている。
『高度かつ先進的な技術を駆使し、誰もが簡単に操作できる環境を提供するサービスとして、ユーザーフレンドリーを追求する姿勢を強く感じるツールとなっている。GUIデザインの視点を強くもち、直感的に操作できる総合的なデザイン性は高く評価できる。』
「全く新しいシステム連携・データ移行手段 P-Launcher/ID-Connector」
スピーカー:根岸 法人
日時 | 2014年10月9日(木) 14:00~14:15 |
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会場 | 展示ホール4 「NEXTイノベーションプラザ」内オープンステージ |
日時 | 2014年10月9日(木) 15:10~15:20 |
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集合場所 | ホール3 |
株式会社ピーエスシー
ブース番号 | 1L16 |
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関連リンク
- 株式会社ピーエスシー
- http://hos.ne.jp/index.htm
- 2014年度グッドデザイン賞
- http://www.g-mark.org/award/describe/41694?token=Aw3THoWbiH