静岡県磐田市で新たな地域基幹産業の創造に取り組む
富士通ではICTを活用した農業経営を支援するクラウドサービスAkisaiを展開しているが、静岡県磐田市においてオリックス、増田採種場による共同事業、スマートアグリカルチャーの展開を始めた。これまで食・農とは距離のあった団体や企業との協業が始まっているという。ブースでは、3社が主体となって、これまでの知見や経験を融合して、地方創生を含めた種苗から収穫、フードバリューチェーン全体を見据えたビジネスモデルへの取り組みを紹介している。
種苗から流通、サービスまで
富士通では食育までを見据えた農業版IoTの実現をめざしている。実際に取り組んでいるのは、品種改良などによって成分を増やしたり、もともと含まれていない成分を与えたりした、高付加価値をもった機能性野菜づくり。その肝となる種苗から種苗メーカーとともに取り組んでいる。来年から磐田市ではハウス内の水耕栽培によって生で食べられるケールを作り始めるということである。今後はパプリカや糖度の高いトマトなど、付加価値のある野菜の生産を考えているという。
- ブース番号
- ホール2 2L38
- 関連リンク
-
出展者情報はこちら
富士通株式会社 : http://jp.fujitsu.com