先端テクノロジーの集大成で弱点を克服、更に進化し続けるプログラマブルデバイスは、まさに“無敵デバイス”。成長分野へ積極的な展開を図るFPGAと共に、アプリケーションを実現する設計から実装技術などの関連技術も更に重要なポイントとなってきています。
当プラザではプログラマブルデバイスを軸とした観点より、CEATEC JAPANが積極的に取り組む戦略的成長分野と連動したミニステージでのセッションと展示で皆様のビジネスの可能性をひろげます。
アートワーク(株)
アルデック・ジャパン(株)
キーサイト・テクノロジー合同会社
国立大学法人熊本大学(末吉研究室)
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
ベリフィケーションテクノロジー(株)
「FPGA活用の為の応用・周辺技術」 ~関連最新情報提案~
プログラマブルデバイスに関する最新デバイス情報・最新関連技術情報など4日間に渡り実施されます13セッションの各社セミナーの概要説明を行います。
Investigating mruby,New Programming language for IoT
Mr. Hiromasa Ishii
Emebedded System Division Service Innovation Group Manager
SCSK Kyushu Corpoartion
mrubyは組込み開発の短納期、高機能、人材不足、品質向上といった様々な課題の解決に、高い生産性のRubyを生かせないかと省リソース機器用に軽量化し適用させた言語です。今、時代はIoT(もののインターネット)、組込み開発も確実に変わってきており、従来のC言語だけでは対応しきれなくなっています。この組込み開発の課題解決とIoT時代の新しい言語としてのmrubyを適用事例を交えながら産業的側面と技術的側面の両面からご紹介いたします。
Ruby is an open source programming language with a focus on simplicity and productivity.
And mruby is the lightweighted implmantation of the Ruby language and designed to resolve various issue of embedded development such as too many features against short developing period, a lack of programmers and a requirement of high quality.
Now it's time for IoT. Enbedded development needs new language to replace C language.
This presentation explains how mruby is suitable for embedded development and IoT development.
最新の高速A/D、D/AはJESD204B装備により、大きく変わりました。高速シリアル(SERDES)を最大12.5GBPS/マルチレーン接続できるため、高帯域幅のサンプルデータを、少ない配線本数でFPGAデバイスと回路接続できるようになりました。パラレル製品からPCBパターン数は大幅に減少しましたが、超高速な伝送路に変わったことによる問題点があります。基板材料や伝送路ロス、スルホールや配線パターンなどの各設計には高周波アナログ技術を使用した見直しが必要になります。本セミナーでは、アナログ・デバイセズ社の最新JESD204B高速 AD/DA 評価ボードとFPGA評価ボードの接続を実例とした設計解析方法を紹介します。12.5Gbps高速シリアル線路の電磁界解析とIBIS-AMI解析におけるEYEパターンを確認し、実機検証では、JESD204Bの波形観測方法を紹介します。
当社は、技術商社の強みを生かし、多くのアプリケーションのサポートを行っております。今回、システム構築に必須となっているプログラマブルデバイスについて、Cypress社のProgrmable System-on-Chip PSocを例に、その利便性や優位性を紹介します。
高機能・大規模化するFPGA開発において、不具合の流出を防ぐために検証の重要性が高まっています。書き換え可能であるFPGAの特徴を活かすためには、実動作レベルでのデバッグが重要となってきますが、従来のオンチップロジアナによる信号レベルのデバッグでは、問題解決に至るまでにリマッピングによるイタレーションをはじめとした多くの工数を要します。上記問題を解決するために開発した「VSTAR」と、シミュレーションでの検証手法について事例を含めてご紹介いたします。
FPGAs for Dependable Systems
Toshinori Sueyoshi, PhD in Engineering
Professor
Graduate School of Science and Technology
Kumamoto University
VLSIは最新半導体製造プロセスの恩恵を受け高性能化が進む一方で、微細化に伴う信頼性問題への対応が迫られています。特にFPGAはASICに比べ電磁波や放射線の影響が大きく、高信頼性を要求するシステム分野への使用がタブー視されていました。本講演では、FPGAにおける信頼性問題の紹介を行い、再構成可能という特徴を生かした自己修復ディペンダブルシステムや日の丸FPGA(耐故障FPGAコア、FeRAM-FPGA、3D-FPGA)の紹介を行います。
Current high-performance VLSIs benefited from the advanced semiconductor technology process. On the other hand, dependability is becoming a critical problem that associated with the miniaturization of integrated circuits. Especially, the FPGAs are more sensitive to electromagnetic wave and radiation than ASICs. This problem prevents the utilization of FPGAs on applications that demands high-dependability.
This lecture introduces dependability problems of FPGAs, a self-repairable dependable system by utilizing reconfiguration, and Japanese FPGAs (High-dependability FPGA Core, FeRAM-FPGA and 3D-FPGA).
メタスタビリティの問題はこれまでの機能検証フローでは簡単に見逃され、それが原因でエラーがランダムに発生してしまうことがあります。高品質なFPGA設計を行うには、クロックドメインに対する専用の検証手法が必要となります。この検証ではスタティックな構造違反を検出するだけでなく、アサーション/カバレッジを利用したダイナミック検証での解析も重要です。 これらを活用することで、多くのクロックドメインを持つFPGAの安全性を高めることが可能になります。本セミナーではALINT-PRO-CDCを活用しFPGAに対するクロックドメイン検証手法について解説します。
産業技術連携推進会議(産技連)は、公設試験研究機関相互および(独)産業技術総合研究所との協力体制を強化し、我が国の産業の発展とイノベーションの創出に貢献することを目的とした組織です。 下部組織の組込み技術研究会では、幅広く組込み技術に関連する研究開発、人材育成、交流促進、成果普及に取り組んでいます。 本講演では、産技連および組込み技術研究会の概要と活動内容、活動事例についてご紹介します。
FPGAは試作・研究開発に最も適したプログラマブルデバイスであり、都産技研ではFPGAを活用した製品開発支援ならびに研究開発を行っている。本発表では、開発支援事例として都産技研で行っている高速シリアル伝送規格の規格適合試験とFPGAに実装した高速シリアル伝送規格の規格適合試験の結果について紹介する。また、研究開発事例としてこれまでに製品開発支援等で開発・評価したIPについて述べる。
Lattice FPGA Fits Anywhere
Lattice Semiconductor GK
Lattice Semiconductor GK Koji Yoshida, Regional Senior Director
Lattice Semiconductor GK Ichiro Tajima, Senior Field Applications Engineer
ラティスセミコンダクターは低消費電力・低コスト・小型パッケージの製品を取り揃え、新しいFPGAの用途を開拓しています。製品展開およびその優位性とともに、具体的な適用事例としてAlways-Onのボイストリガーやセンサーバッファリングなどをご紹介します。
Lattice's low power, low cost and ultra small package FPGAs fits anywhere in communication, industrial and wearable fields. We introduce strength of our products together with case examples for always-on voice trigger or sensor buffering applications.
シリアルI/Fの高速化に伴って、プリント基板の製造スペックを良く理解した上でプリント基板の設計を行う必要があります。高速信号を実現するためのプリント基板設計を御紹介するとともに、高速信号の伝送線路シミュレーションを実施する際の注意事項について御紹介します。
FPGAを正常に動作させるに当たりDC/DC電源は非常に重要なファクタです。
適切な電源の設計には、多機種ある電源IC中で適切な電源を見極めることにより
より高性能、コストダウン、面積ダウンさせることができる選定の方法をご紹介します。
○設立経緯 ○活動内容 ○今後の展開
FPGAカンファレンスの実施紹介など
座談会
「多機能化するFPGAは、本当にバグ”0”にできるか?」 ~設計者はあきらめるか? .VS. 戦うか?~
をテーマに座談会形式で開催します。
委員長 熊本大学大学院 自然科学研究科 情報電気電子工学専攻 末吉 敏則 教授
副委員長 大陽工業(株) プリント回路カンパニー ソリューションビジネス 水尾 学
副委員長 (株)ネクスト・ディメンション 取締役 浅井 剛
委員 アートワーク(株) 代表取締役 白須 大吉
委員 有限会社クラフトマーク 代表取締役 水上 明彦
委員 ケイレックス・テクノロジー(株)取締役 金田 紀夫
委員 京セラ サーキットソリューションズ(株)技術開発本部 基板商品設計部 技術開発支援部 商品設計支援課 金子 俊之
委員 ヒロコン(株) 西川 智洋
※平成27年10月現在