アルプス電気株式会社、産機・農業・ウェアラブル・介護など幅広い分野でのIoT市場向けのアプリケーションを提案
学会のパネルセッションさながらの展示
同社の展示ブースには、幅広い分野でのIoT活用の事例がポスターパネルとしてズラリと並べられ、それぞれに説明員が張り付く。さながら学会のポスターセッションのような趣だ。説明には営業に加え開発の当事者が当たり、さらに中国の複数工場から研修のため来日している中国語ネイティブの社員も多数投入された。
会期直前には、同社の「IoT Smart Module」と、IBMのクラウド・プラットフォーム「IBM Bluemix」が連携を発表。企業のIoT市場への参入支援を表明し、「デバイスを売って終わり、にはしない」という意気込みを示した。
同社の経営企画室 広報・IRグループ 広報グループ主査の武田安弘氏は「来場の皆様に自社の技術をしっかりと説明し、ご理解いただきたいという原点に帰り、展示のスタイルや投入すべきリソースを見直しました。ブースでは来場のお客様と説明員の間で熱い会話が交わされ、手応えを感じています。」とコメントしている。
ブースには複数の受賞盾が輝く
同社ブースに展示されている「センサネットワークモジュール」は、地磁気+加速度の6軸・気圧・温湿度・照度センサと、Bluetoothモジュール+アンテナをワンパッケージ化したもの。このモジュールは、CEATEC AWARD 2015のグリーン・イノベーション部門準グランプリに選ばれた。
また同社と技術ベンチャー16Lab株式会社が共同開発した指輪型ウェアラブルコンピューティングデバイス「OZON(オズオン)」が、米国メディアパネル・イノベーションアワードのHome Entertainment 分野グランプリに選ばれた。同社ブースには複数の受賞盾が輝きを放つ。
学会のポスターセッションさながらの、情報量の密度が高い展示。
アルプス電気の門を叩いたことで、高性能のチップに出会え、小型の指輪型デバイスへの道が拓けたと語る、技術ベンチャー16LabのCEO木島晃氏(左)とCTOのTonu Samuel氏(右)。
- ブース番号
- ホール6 6K111
- 関連リンク
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出展者情報はこちら
アルプス電気株式会社 : http://www.alps.com/j/
16 Lab : http://16lab.net/