CEATEC JAPAN 2015

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ロームグループのラピスセミコンダクタ株式会社、IoTの機器・システム開発を
加速するマイコンボード”Lazurite”の飛行デモで注目を集める

カテゴリー : キーテクノロジーステージ

ロームグループのラピスセミコンダクタ株式会社はCEATEC JAPAN 2015で、米国メディアパネル・イノベーションアワード(Electronic Components 分野)を受賞した。

「ラズパイ」互換ボードで開発を加速

受賞した「羽ばたく折り鶴」は、マイコンボードを搭載した31gの機体で5分間の羽ばたき飛行が可能。これを実現しているのが、同社が開発したマイコンボード”Lazurite”だ。

“Lazurite”は電子工作ファンやマニアに人気のArduinoや超小型マイコンRaspberry PIと互換性を保ちながら、消費電力を一気に落とし(Arduino比90%削減@待機時)、920MHz帯(Sub-GHz、特定小電力無線)の通信機能にも対応したマイコンボード。加速度、ジャイロ、温度、湿度、人感、カラー、UVなど各種センサに対応するセンサーノードも発売予定(2015年12月)で、IoTのシステム開発を爆発的に加速する潜在力を秘めている。

「羽ばたく折り鶴」に搭載されているのは、通信機能を持つLazuriteをさらに超小型軽量化したマイコンボード”Lazurite Fly”。飛行制御に必要なマイコン、無線、チップアンテナ、モータードライバなど必要な部品をすべて搭載し、重量なんと3g以下。その優雅な飛行ぶりは内外の多くのメディアでも紹介された。

「羽ばたく折り鶴」は会期中に最も人気を集めたデモのひとつ。小型・軽量・高性能というモジュールの特徴を見事にアピールした。

ブース番号
ホール5 5K20
関連リンク

出展者情報はこちら

ローム株式会社 : http://www.rohm.co.jp/web/japan/

Lazriteホームページ(ロームグループ・ラピスセミコンダクタ株式会社) : http://www.lapis-semi.com/wp/

ラピスセミコンダクタ

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