CEATEC JAPAN 2015

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中国のドローンメーカーDJIが初出展

カテゴリー : NEXT イノベーションエリア

マルチコプターの開発、製造、販売まで一貫して行っている中国のドローンメーカーのDJI。アメリカ、ドイツ、オランダ、日本とグローバルに活動を展開している。同社は機体を安定して飛ばすためのコントローラーからマルチフレーム、カメラの安定をはかるジンバルシステムを搭載した製品を開発し、CEATEC JAPAN 2015に初出展した。

DJIのブース

「Matrice 100」

「Matrice 100」は従来の製品より飛行時間が長く、最大40分の飛行が可能となったほか、風に強い設計となっており、風に向かって歩きづらくなると言われる風速10m以下であれば安定した飛行ができる。

「Matrice 100」の最大の特徴は衝突防止機能がある点。DJIガイダンスシステムというパーツを付けることで機体と物体の距離を正確に測り、衝突を防ぐことが可能になった。会場では、「Matrice 100」の飛行デモンストレーションが行われており、間近で安定した飛行を見ることができる。

「ZENMUSEX5」

3軸ジンバルカメラシステム「ZENMUSEX5」は、カメラ一体型空撮ヘリ「INSPIRE1」に搭載するためのカメラで、従来の揺れや振動といった映像ノイズをきれいに取り除くことが可能となった。
最大の特徴は、4K映像を圧縮せずに保存できるという点。今まで非圧縮の映像保存には大型機材が必要だったが、よりプロフェッショナルな映像を手軽に撮影できるようになった。

今後も様々な分野での活躍が期待されるドローン。DJIのプラットフォームを使う使用者側のさらなるアプリケーション開発に期待したい。

ブース番号
ホール5 5K52
関連リンク

出展者情報はこちら

DJI : http://www.dji.com/ja

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