CEATEC JAPAN 2015

NewsCEATEC ニュース

077

触覚伝達システム「Haptivity」など、
京セラの車載技術で構成されたコックピット

カテゴリー : キーテクノロジーステージ

京セラのブースでは、業界トップクラスの高い視認性を有するヘッドアップディスプレイや、高画質車載カメラ、電子ミラー用液晶ディスプレイ(LCD)、高精細情報ディスプレイ、リアルな触感を生み出す触覚伝達システム「Haptivity(ハプティヴィティ)」をハンドル部やディスプレイに搭載したコックピットに座り、近未来のドライブを体感できる。

未来のドライブを体感できる、コックピット

ドライバー座席脇のディスプレイのボタンを押してドライブがスタート。このボタンは、平面のディスプレイに触ったはずが、指に振動を感じて、クリック感を感じることができる。これが触覚伝達システム「Haptivity」。圧力の変化と振動により、指の神経が錯覚を起こす仕組みだという。
ほかにもクルマの前や後ろをカメラの映像で映し出すディスプレイがあり、高画質で確認できたり、ハンドルを握りながら親指でボタンを上下に動かすとエアコンの温度を上下させることができたり、前面のHUD(ヘッドアップディスプレイ)には、スピードメーターが表示され、法定速度違反をすると警告が発せられたりと、様々な技術が展示されている。画面を見なくても感覚だけで操作できるHaptivity、わざわざ画面に目を移すことなくナビ等まな情報を映し出すHUDなど、これからの安全運転を支える京セラの技術を体感することができた。

京セラの車載技術が詰まったコックピット

車載用ステレオカメラを参考出品

体験デモに加え、京セラの車載技術として、デジタルカメラで培ったレンズ技術とソフトウェアをシステムとして組み合わせた、自動校正機能搭載の高信頼性と独自アルゴリズムにより約25%の小型化を実現したステレオカメラや、車載用としては従来のVGAに比べ格段と鮮明に捉えることができる高解像度2メガのデジタルカメラなどの開発品、すでに海外では採用されている高透過率のHUD用LCDなどを展示している。

車載用ステレオカメラ/カメラモジュールの説明パネル

スマホで内臓脂肪がわかる、デイリーサポート

メインステージでは、京セラが独自開発したウェアラブルデバイスとアプリを活用した生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート」をMCの軽快な掛け合いで紹介。スマホに専用アプリケーションをダウンロードして体重などを登録。専用のウェアラブルデバイス「TSUC(ツック)」で歩数や消費カロリーなどを計測してスマホに送り管理・閲覧できるというサービス。日本予防医学協会と協業して提供する。サービスのひとつに衣服の上から腹囲をなぞると内臓脂肪面積を推定できる機能があり、来場者もスマートフォンで衣服の上から体験できる。

デイリーサポートのステージプレゼン

ブース番号
ホール5 5K52
関連リンク

出展者情報はこちら

京セラ株式会社 : http://www.kyocera.co.jp/

SHARE