富士通ブース内にRistorante C’sがオープン。食べたい野菜を選んでスマホをかざすとその人の体調や希望に合わせたメニューが表示されるというデモを行っている。これはショーケースの中に並べられた野菜に当てられたLED照明に情報が埋めこまれているためだという。
光に情報を埋め込む、LED照明技術
富士通の「モノと情報をつなげるLED照明技術」は、モノに照射する光に、人の目には見えないID情報を埋め込むことで、その光に照らされたID情報を取得する技術。スマートフォンやスマートデバイスをモノにかざすという簡単なアクションでモノにひもづいた情報を取得でき、情報提供者には狙った情報に消費者を誘導することができるというもの。
ブースでは野菜に光を当てるということで、予め登録しておいた体調や嗜好に合わせたメニューを表示させるデモを実施している。
特別なことをしなくてもあらゆるモノに情報を付加することができる、LED照明技術。商品はもちろん、展覧会のガイド機能や観光案内など、さまざま展開が考えられるという。富士通では、2015年度中に本サービスの商品化をめざしている。
足の動きや圧力などを履いている靴からデータを取得、次世代センサーシューズ
健康と食を中心に、コミュニティ空間をイメージした富士通ブースには、レストランの他に、履いている靴から得られるデータで健康管理や生活改善を行えるセンサーが埋め込まれた靴の展示や、壁や机に文字や画像を表示して、簡単に交換できる部屋全体をデジタル化するUI技術のデモ体験など、富士通の先進技術を感じられる展示を行っている。
- ブース番号
- ホール2 2L38
- 関連リンク
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富士通株式会社 : http://www.fujitsu.com/jp/