CEATEC JAPAN 2015

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ローム株式会社、”USBで100W! “のコントローラICをデモ展示

カテゴリー : キーテクノロジーステージ

ローム株式会社はCEATEC JAPAN 2015で、「USB Type-C Power DeliveryコントローラIC」を使ったデモンストレーションを行っている。

「USB type-C」の普及を強力に後押し

USB Type-C は2015年3月に発表されたApple社のMacBook Airが採用したことで普及の機運が高まっている新規格。ローム株式会社は新開発のコントローラICで、従来7.5Wまでだった電力供給能力を最大100W(20V / 5A)まで可能にした。これにより、ディスプレイへの電力供給やノートPCへの急速充電などが実現する。同社ブースではPCからのHD映像と電力を1本のUSB type-C で伝送するデモンストレーションを行っている。

USB Type-Cコネクタは裏表を気にする必要がなく、ケーブル両端のコネクタ形状も同一。このコントローラICを使えば、7.5W(5V/1.5A)から最大100W(20V / 5A)まで、任意の電圧と電流設定が可能となり、さらに双方向対応のため、給電側と受電側を入れ替えることさえできる。ケーブル接続でユーザーを迷わせることのないシステムが構築可能となるわけだ。

ローム株式会社LSI商品開発本部PC・スマートデバイス戦略部技術主査の西本秀規氏は「PCや周辺機器にどんどん取り込まれ、見えないところで世の中を便利にしていくデバイスです」と普及に向けた期待を語った。

USB TYPE-C POWER DELIVERY コントローラIC「BM92TxxMWVシリーズ」。基板上の赤いシールの先にある5mm角のICがそれで、デジタル表示は電圧を示す。USB Type-C対応機器間で最大100W(20V / 5A)までの受給電を可能にする

ブース番号
ホール5 5K20
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出展者情報はこちら

ローム株式会社 : http://www.rohm.co.jp/

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