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広島テレビ放送
映像技術とイベントノウハウを生かした、次代テレビ局へ向けての新たな挑戦

カテゴリー : ライフ&ソサエティ ステージ

広島テレビ放送(株)(以下:広島テレビ)は、中国地方の中枢都市、広島市に本社を置く日本テレビネットワークの地上波テレビ局で、地域に密着したニュースや生活情報、スポーツ番組などを放送している。また、放送局の中ではIT分野にいち早く取り組み、ITソリューションの提供に定評がある。その広島テレビが、3つの新たなサービスに取り組んでいる。

お店の下見もこれでバッチリ!

1つ目が、バーチャルツアー。
バーチャルツアーとは、PC、スマートフォン、タブレットなどで閲覧ができる4K対応の360度の全天球型の映像コンテンツ。
特徴は、2.5億画素から最大40億画素の高画質映像で空間を再現することにより、見る人がまるで現地を訪れたかのような疑似体験をすることができることだ。多彩なメディア、システムと連携することで、写真・動画・音声メディアのみならず、各種SNS、予約システムなどと連動が可能に。企業の経営資源をさらに活用できる。

料亭の下見としてお店を訪れると、女将の挨拶、料理人の華麗なる包丁さばき、店内の様子などが伺える。また、予約システムとリンクしていることで、その場でお店の予約も可能に。
大学・病院・飲食店などに協力し、お客さんとの新たなコミュニケーションツールとして役立ててもらうサービス。

視聴者投稿がより簡単に

2つ目が、動画・写真投稿システム。
最近のニュース番組を見ていると、視聴者からの投稿映像が多くなっていることに気がつく。視聴者から投稿された携帯電話やパソコンで撮影した画像や動画が放送に活用されている。

そんな投稿を手軽にわかりやすくしたのが、クラウドサービスを利用した動画・写真投稿システム。日本テレビ系列28局で視聴者投稿システムとして導入されている。
特徴は、投稿の手順のわかりやすさと容量の大きさだ。
また、写真の受け付けもできるという投稿システムの機能を活かし、『24時間テレビ』の中で投稿写真からモザイクアートを作る企画も行われた。
テレビは「視る」から、「参加する」へ。視聴者とテレビの新しい関係を提案し続ける。

テレビ局が雪を降らせる??

人工降雪機を使って雪遊び広場を作るスノーパークで、真夏でも雪で遊べる空間を提供できるサービス。
広島という温暖な地域にあるスキー場の雪不足解消のために生まれた人工降雪機だが、この機械をもっと多くの人に利用・体験してもらおうとたのがスノーパークだ。
広島をはじめ、国内、そして雪を見たことのないという暑い地域に住んでいる子どもたちに雪あそびを体験させてあげたいという夢の企画。地元が誇る最高峰の人工降雪技術とテレビ局のイベント運営ノウハウが加わることで、スノーパークというイベント展開が可能になった。

次代テレビ局へ向けて新たな挑戦をする広島テレビに注目!

ブース番号
ホール2 2L28
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出展者情報はこちら

広島テレビ放送(株) : http://www.htv.jp/

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