XYZプリンティングジャパン株式会社はCEATEC JAPAN 2015に初出展し、日本未発売の各種3Dプリンタを展示した。
「レーザー刻印機能」や「3Dスキャナ付き」モデルを展示
同社は台湾EMS大手のNEW KINPO GROUP(新金寶)の、3Dプリンタ部門の日本法人。熱で溶かした樹脂性のフィラメントを繰り出し、ステージを移動させながら積層して任意の立体物を成形する「溶解樹脂積層法(FFF)」の3Dプリンタや、「光造形方式(SLA)」の3Dプリンタを開発・販売している。
初出展となる今回の展示では、3Dプリンタの付加機能として「Wi-Fi」「レーザー刻印機能」「3Dスキャナ」などが加わった計4モデルの3Dプリンタが展示され、来場者の注目を集めた。
ロボット各部のパーツのデータをウェブサイトから提供。3Dで出力しアタッチメントとして付け替えることができる。
さらに、先端から溶けたフィラメントを繰り出すペン型端末や、ラジコン制御で操作するホビー用ロボットも展示。ロボットはアタッチメントパーツの形状データをウェブサイトから提供し、自宅の3Dプリンタで出力して交換可能にするという趣向だ。
XYZプリンティングジャパン株式会社マーケティング部マネージャー 新井原慶一郎氏は、「これから裾野が大きく広がっていくと期待されている3Dプリンタ市場で、新たな楽しみ方を積極的に提案していきたい」としている。
- ブース番号
- ホール3 3N58-1
- 関連リンク
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XYZプリンティングジャパン株式会社 : https://jp.xyzprinting.com/