Kii株式会社は、モバイルアプリやセンサー類(IoT)の認証・データ管理などをクラウド上で行う同社のサービス「Kii Cloud」の利用事例を、CEATEC JAPAN 2015でデモンストレーションしています。
日米欧にとどまらない展開事例を紹介
Kii株式会社プロダクトマーケティングマネージャの山下頼行氏(左端)は、「社名のKiiは非常に貴重な3文字のドメイン(kii.com)がたまたま取得できたことから選ばれた」という
同社は、NTTドコモの「ケータイデータお預かりサービス」など携帯電話事業者のクラウドストレージサービスのバックエンドを手がけてきた株式会社シンクロア(2007年11月設立)と、デバイスサーチの世界的リーダーである米国Servo Software社が合併し、2010年7月に誕生した企業です。
IoT時代に必要となるサーバーの管理運用は、規模の予測が難しく、将来にわたるメンテナンスも、企業にとっては頭を悩ませる部分です。そうしたThingsが送ってくるデータの認証・蓄積だけでなく分析の基盤までクラウドで肩代わりし、企業の負担を軽減する点が同社のビジネスの核となっています。
デモンストレーションでは、いわゆる「グレートファイアーウォール」の向こう側にある中国企業とも、アリババと連携して壁の向こう側のサーバーでビジネスを展開するなど、日米欧にとどまらない展開の事例を紹介しています。
- ブース番号
- ホール1 1L11
- 関連リンク
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Kii株式会社 : http://jp.kii.com/