最先端のIT・エレクトロニクス総合展CEATEC JAPAN 2015が10月7日(水)～10日(土)まで、千葉県の幕張メッセで開催される。6日(火)に会場内にて開催発表記者会見が行われた。
新たなテクノロジーの発信
まずは主催3団体を代表して水嶋繁光CEATEC JAPAN実施協議会会長が挨拶を述べた。
「2000年から開催しているこの展示会も今年で16回目を迎える。今回のテーマは『NEXT－夢を力に、未来への挑戦』。開催当初は、デジタル家電の発表などが数多く、生活を豊かにするアイテムを紹介していたイベントも、時代が変化し、ITの利活用によるサービスで豊かになることを展開することが重要となる。CEATEC JAPANも、すでに家電ショーの領域から大きく羽ばたき、CPS (Cyber Physical System)／IoT (Internet of Things)を軸とした展開にシフトしていった。『NEXT』のキーワードはイノベーションを集結して、新たな『NEXT』(次)を提案し、新たなテクノロジーを発信していくこと」
挨拶する水嶋繁光CEATEC JAPAN実施協議会長
後援の経済産業省の津脇慈子氏は「経済産業省では、新時代のフロンティアになるように世界に広く発信していく」とスピーチ
後援の総務省の高橋文武氏は「総務省では今後5Gの時代に向けてイベントを発表していく」と『NEXT』の具体例を語られた
CEATEC JAPAN、今年のポイント
CEATEC JAPAN 2015の菊嶋隆史から今年のポイントを発表
つづいて、CEATEC JAPAN運営事務局の菊嶋隆史から今年のCEATEC JAPANのポイントを発表。
【今年のポイント】
・ 1. CPS／IoTフォーカスへの序章
・ 2. 業界の拡大、サービス産業の新規出展
・ 3. 次代を担うベンチャ企業の新規出展の増加
今年は531社(1609小間)が出展し、ライフ＆ソサエティステージ、キーテクノロジステージ、NEXTイノベーションエリア、コンファレンスの4つの部門に分かれて展示される。
そして今年もCEATEC AWARDを開催されることを発表。一次審査を通過した20社の中から、総務大臣賞や経済産業大臣賞が選出される。
