High Spec High Quality 透過型液晶21.5インチ 高精細、高透明度、高視野角の透過液晶パネル

Android（アンドロイド）OSに対応する電子黒板スマートデバイスタッチシステムの提案で注目の株式会社SKRテクノロジーが、CEATEC JAPAN 2014で、画面が透けて中の商品が見える透過型の液晶モニターを展示する。液晶ディスプレイからバックライトユニットを取りはずし、液晶パネルの裏表を技術加工した透過型構造により、液晶ディスプレイの背後におかれた製品を見せながら、前面に配置された液晶上で製品紹介の資料やデータを表示することができる。さらに、マルチタッチを装着しているので、スマートフォンのような動きが可能。このディスプレイでは黒色は透過せず、白色エリアはショーケースのように透過するのが大きな特徴である。しかもフルHD対応、堅牢な筐体設計となっている。

製品説明用のパネル等を使用する従来型の展示方法に比べて、透過型ディスプレイなので、実物の商品を液晶ディスプレイ越しに見せながら、映像やテロップなどを流すこともでき、宝石、貴金属、アクセサリー等の効果的な販促活動に最適だという。

Android OS駆動によるマルチタッチシステムの開発

SKRテクノロジーは、平成14年に情報関連装置、機器、部品などの企画開発、製造、組立、販売を行う目的で設立された独立系企業である。代表的な製品の一つが、KIOSK端末と呼ばれる、自治体・公共施設の案内やクーポン発券等に利用される端末。現在はアンドロイドOSでのマルチタッチシステムの開発に取り組み、20～100インチサイズに対応するAndroid OS駆動による電子黒板スマートデバイスタッチシステムを提案。デジタルサイネージにおけるタッチパネル技術の応用に力を入れている。CEATEC JAPAN 2014では、透過型液晶モニターに加え、32インチAndroidマルチタッチモジュールも展示する。

ほかにも、非接触タッチパネルセンサーの開発に取り組んでいる。この技術によりタッチパネル上にガラスやアクリル樹脂板に、写真、地図、チラシなどを挟んで使用することもでき、環境などによりタッチパネルを使用できなかった場面でも使用することができるようになり、タッチパネルの可能性が広がるという。