半導体・電子部品メーカーのロームがCEATEC JAPANのブース内特設セミナー会場で、「学生のための技術セミナー」を開催する。
未来を担う若きエンジニアにエレクトロニクスの面白さを知ってほしいとの思いから、ロームではCEATEC JAPAN での「学生のための技術セミナー」開催をはじめ、学生ロボコンへの協賛など、様々な取り組みを実施している。中でも「学生のための技術セミナー」は、ロームの最新技術はもちろん、デバイス開発の体験談や失敗談などエンジニアの生の声を聞くことができると、今年で3年目を迎える好評企画である。最前線で活躍するエンジニアから最先端技術の“いま”を聞くことができる絶好の機会といえる。
無料公開日である2014年10月11日(土)に、ロームブース 特設セミナー会場にて3部構成での開催となる。高専生、理工科系大学生、大学院生への参加を呼び掛けている。
第1部 「暗い部屋でもキレイに!スマートフォン向けカメラ手振れ補正システムの開発」
スマートフォンに搭載されているカメラの課題である暗い場所での撮影に効果を発揮するのが光学式手振れ補正。独自に開発をすすめてきた手振れ補正のコア技術である「センサ信号処理」、「サーボ制御」に関するソフトと、これらを実現するハードの両輪を上手くかみ合わせることで、近い将来、光学式手振れ補正がモバイル機器に”当たり前”に搭載されることを目指す。本講演では、開発の現場から実現のための技術を紹介し、取り組みと努力を伝える。
第2部 「次世代SiCパワーデバイス ~立ち上がる市場~」
次世代の省エネデバイスとして期待されるシリコンカーバイド(SiC)は、近年益々その注目度を高めている。様々な技術的課題から本格的に市場が広がるには、まだ多くの期間を要すると予想されているが、近年多くのメーカーからSiCのパワーデバイスやパワーモジュール製品化のアナウンスがあり、本格的に市場が立ち上がるという期待がある。本講演では、SiCの優位性やアプリケーション、そして開発エピソードについて紹介する。
第3部 「電池不要、配線不要のEnOcean無線通信技術とソリューション開発」
EnOceanとは、電池不要の無線通信という、従来技術には無い特長をもったセンサネットワーク社会のキー・テクノロジ。身の回りの物理的エネルギーを電気的エネルギーに変換するエナジーハーベスティング技術と、無線通信を極小エネルギーで行う技術により、電池不要の無線通信を可能にする。本講演では、EnOceanの技術、導入事例や導入までのエピソード、今後の展望について紹介する。
[学生のための技術セミナー in CEATEC]
日時 | 2014年10月11日(土) 無料公開日 |
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会場 | CEATEC JAPAN 2014 ホール6 キーテクノロジステージ ロームブース特設セミナー会場 第 1 部 11:00~12:00 第 2 部 13:00~14:00 第 3 部 15:00~16:00 |
受講料 | 無料(事前WEB申し込み制) |
定員 | 各75名 ※定員になり次第締め切り |
対象者 | 高専生、理工系大学生、大学院生 |
参加特典 | 参加者全員に1,000円分のQuoカード&ロームオリジナルグッズ、京都のお菓子をプレゼント。 |
お申込み | 下記サイトの登録フォームからお申し込みください。 |
ローム株式会社
ブース番号 | 6K177 |
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