手をつないでいるかのような触覚で道案内
握るだけで目的地に案内してくれるデバイス、それがYUBI NAVIである。ドコモブースの中でも大きな注目を浴びている。
誰かと手をつないでいるかのような触覚で、ナビゲゲーションしてくれる新しいスティック型のデバイスである。Bluetoothでつながったスマートフォンから送られた地図情報をデバイスの触覚を通じて道案内する。曲がり角の直前にバイブレーションで告知して、曲がるところに来たら自動で指に回転するような感覚で伝える。指に感じる触覚だけで目的地まで連れて行ってくれるから、スマートフォンの画面で地図を確認する必要がなくなるという。さらに、離れたところにいる2人が、それぞれデバイスを握り合うことで、相手のデバイスが振動して触覚を通じたコミュニケーションもできる。
新しいユーザー体験を実際にドコモブースで
ブースの説明員によると、「このデモを通じて提供するのは、新しいユーザー体験。今ある技術を組み合わせることで、こんな新しい体験ができることを伝えたい。もちろん歩きスマホといった社会問題の解決にもなる。これを使えば街の景観を楽しみながら歩くこともできる。さらには言葉の壁もなくなる。商品化をめざしているが、検討段階であり、2020年の東京オリンピックを見据えて開発を進めている。日本に訪れる外国の方々に使ってほしいとしている。デバイスをより小型にし、ワイヤレス化を目指すという。
このデバイスの回転する感覚、握り合う感覚を、ぜひドコモブースで体験してもらいたい。
株式会社NTTドコモ
| ブース番号 | 1L07 |
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